ドッグウォーカー博士のスローライフ

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コミュニケーション 散歩

人が先を歩くことのデメリット

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朝から母の通院に付き添い、帰宅して片付けをしてから今度は自分の歯医者に行って、本日も忙しく過ごした。

歯の根っこの治療(根管治療)をしているのだが、麻酔が聞きづらくて毎回痛い思いをしている。

それを3ヶ月も続けるのはあまりに苦痛が大きいので、次回に治療方針見直しの相談をする予定だ。

 

ここの桜は遅く咲き始めたのでまだ持っている。

 

うちの近所には犬がたくさんいるので、出かけると必ず散歩をしているところに遭遇する。

今日は交通量の多い道を上手にオンリードで歩いている猫さんを見た。

かわいかったが、邪魔しないように遠くからチラ見するにとどめた。

駅前ではおとなしくて性格が良さそうなゴールデンさんが人と車で混雑した横断歩道を渡っていた。

何度も一緒にいる人の顔を見上げていて非常に歩くにくそうだったのでよく見ると、チョークチェーンをつけられていた。

チョークチェーンとは引っぱると首が締まる金属製のチェーンで、犬に苦痛を与え身体を傷つけるため法律で禁止している国もある。

ゴールデンさんはトレーニングを受けている(いた)ような歩き方で、歩きながら舌をペロッと何度も出していた。

ストレスシグナルである。

とても従順でおとなしそうだったので、こんな残酷な犬具を使わなくても、ロングリードとハーネスでなんの苦もなくのんびり歩きそうに見えた。

歩く様子を見ていると、さっさと自分たちのペースで歩いていく人間に遅れ気味で、ちょっと小走りについていっていた。

股関節か腰かに不具合がありそうな歩き方で、そうならばおさらチョークチェーンはよくない(もちろんどんな犬にもよくない)。

ところが犬の人は、そんなゴールデンさんに注意を払うでもなく、前をさっさと歩いていく。

いわゆる「リーダーウォーク」で犬は人間についてくるものと信じていそうだ。

トレーニング業界では、人間がリーダーとして犬の先を歩き、犬はそれに付き従うという歩き方が主流だったが、これだと人は犬の様子に十分注意を払えない。

犬の意思を尊重するというようなことは想定外なので、いぬのきもちなどお構いなしだ。

さらに危険回避という点からもよくない。

人間は犬の後ろを歩いて周囲に十分注意を払い、犬が困難な状況に陥らないように必要に応じてサポートするべきだ。

こうした配慮によって犬が安全に楽しく散歩を楽しめるので、帰宅後も満足してすぐに急速モードになる。

リーダーウォークは犬のボスになった気分を味わいたい人にはいいかもしれないが、犬にとっては大迷惑である。

わたしは自身は犬のボスになって何が楽しいのか全くわからないし、それよりも犬からお友達認定されたいと思う。

なお、散歩では犬が前で人間が後ろというのは、いつでも必ずという意味ではなく、曲がり角など見通しが悪いところに来たら、安全のためリードをたぐって犬の横に来て、安全確認してから進むようにしよう。

 

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