ドッグウォーカー博士のスローライフ

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犬の御用聞き用の合図があってもいい

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今日で余命宣告から1か月が経つ。

昨日からはっちゃん(秋田MIX♂10歳)の食欲がないので心配している。

朝食は薬の部分だけはなんとか食べたが、おやつはいらないという。

さらに痩せて上から見ると腰骨と背骨が浮き上がり、ハーネスもまた緩くなった。

だがそれでも元気に散歩に出かけた。

 

 

 

今日は草もミミズも食べず、のんびりブラブラ歩いて、少し遠回りして帰ってきた。

ご近所の庭に寄ろうとしたが、先客がいて断念。

 

 

隣のネコさんで、ときどきうちにもこっそり遊びに来ている。

 

明日も楽しく散歩に行けるといいね。

ネットを眺めていたら、マッサージのおねだりでカスタネットを鳴らすわんこの動画があった。

カスタネットを鳴らすと犬用マッサージローラーでグリグリやってもらえるのだ。

わたしは使ったことがないが、犬にも猫にも一定のファンがいる商品である。

 

人間が止めるとカスタネットを鳴らしてまたグリグリしてもらう。

これは人間が教えこんでおり、その過程でストレスシグナルを出しているシーンもあったが、合図の決め方を工夫するとともに使うシーンを選べば犬の利益にもなる。

人間が遠くにいるときや気づいていないときに、特定の音を出して要求を伝えるというのはなかなか便利だ。

うちではドアを開けてほしいときにドアをノックするというのが、はっちゃんが決めた合図だ。

ドアがトントンされると、わたしは何をしていてもすぐに駆け付けて、ドアを開けてあげる。

これははっちゃんが決めた合図だが、マッサージしてほしいの合図があってもよさそうだ。

カスタネットでなくても、なにか犬が簡単に音を鳴らせすものを設置して、最初は人間がそれを鳴らしてからマッサージしてあげる。

繰り返していると、やってほしいときに自分で音を出すようになるだろう。

もちろん、そうならなくても問題はないので、無理に教えようとしないようにしたい。

ポイントは犬がその合図をしたら、すぐに、かならずその行動をするということだ。

でないと犬は、「なんでやってくれないの?」とイライラする。

先の動画では犬の鳴らし方がよくなかったときに合図を無視しており、そのときに犬がストレスシグナルを出していた。

また、ルールを人間主導で教えこもうとしていた点もよくなかった。

犬が気に入ってくれたらそれを採用する、というスタンスで行きたい。

犬に呼び出されたらすぐに駆け付けるというのは下僕冥利に尽きるとわたしは思うが、そうしょっちゅう呼ばれても困ると思う方はやめた方がいいかもしれない。

いつも書いているが、人間が楽をするために犬に働きかけるのではなく、犬に少しでも快適に過ごしてもらうために人間が工夫と努力をおしまないようにしたい。

 

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