ドッグウォーカー博士のスローライフ

命令をやめて犬と仲間になろう!しつけをしない犬育て、問題行動への対処法、文献紹介など

ボディランゲージ

新しいあくびの使い方!

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今朝はっちゃん(秋田MIX♂8歳)は、犬が多い漁村方面に行こうとしていた。

なので、「こっちはきっと犬がいるから反対方向に行かない?」と提案したら、「いいよ」と歩き出した。

海沿いの道路を進むと岬があって高台に別荘地が広がっている。

海を見ながら森の中の坂道を上っていく素敵な散歩コースだ。

だが海のそばは風が強くて、はっちゃんの耳が吹き飛ばされそうになっていた。

しばらく歩いたのち、「風が強いから帰ろう」と帰途に就くはっちゃん。

無理しない派だ。

マルちゃん(大型犬MIX♂12歳)は漁村の中の迷路のような道を探索した。

犬には会えなかったが満足した様子だった。

まったく車が通らない自然豊かな散歩道がたくさんあるのでマルちゃんには最高だろう。

 

一瞬起きているときに撮影。この後すぐにまた寝た。

 

午後から換気扇交換の見積もり業者が来た。

犬たちには部屋に入っておいてもらい、業者が玄関に入ったら掃き出し窓を開けて犬たちを解放した。

マルちゃんはさっさと庭に避難し、はっちゃんは挨拶してお見送りもしていた。

はっちゃんはお客さん好きだ。

さて、動物(脊椎動物)は眠い時にあくびをする。

それによって脳への血流を増やして注意力を高めるのだそうだ。

ストレスがかかったときにもあくびをするが、これもストレス状況に対処するために脳を冷やすと考えれば納得がいく。

わたしたちは人間同士やコンパニオンアニマルとの間であくびが伝染することを知っているが、他の哺乳類のあいだでも伝染する。

その理由についての最新の研究がナショナルジオグラフィックで紹介されていた。

記事はこちら→https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/21/040200163/?P=1

南アフリカに暮らす野生のライオンを対象に伝染性のあくびの研究が行われた。

それによれば、ライオンが近くにいる仲間のあくびをまねた後、仲間と同じ行動を取っていたことがわかったという。

仲間としての協調行動ということのようだ。

人間の場合は仲間への一種の共感ではないかという説があるそうで、いずれにしてもあくびが哺乳類の社会的行動であることは間違いないだろう。

犬とのコミュニケーションでは、相手をなだめるカーミングシグナルとしてあくびが使えるとされることがあるがこれは誤解だ。

あくびは眠い時やストレスがかかったときに出るもので、犬同士でも相手へのなだめシグナルとしては使っていない。

しかし、だからと言ってまったく使えないわけではない。

今回の研究結果からすれば、犬があくびをしたときに自分も一緒にあくびをしたのち、同じような行動をすることで、犬への共感を示すことができるのではないだろうか。

そういう実験は行われていないが、犬に喜んでもらえるかもしれないので試してみる価値はあると思う。

興味がある方はぜひやってみていただきたい。

 

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