ドッグウォーカー博士のスローライフ

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足の上に座るのはなぜ

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昨日のうちに別荘に来ていた人たちがみんないなくなり、ハチ・グラハウス周辺はいつもの静けさを取り戻した。

連休中は早朝から県外ナンバーの車が通っていたが、今朝はまったくいなくなっている。

「また静かになってよかったね~」と話しながらはっちゃんとのんびり歩いた。

今朝はロングコースで、途中でネコさんたちにもたくさん会えた。

 

ごはん待ちしていた子猫さん。

このあとさらに近づいて50センチほどの距離でご挨拶した。

子猫さんはまだ警戒心がそれほど強くないのでなんとか逃げないでもらえたが、車の下にいたおとなネコさんたちをのぞき込んだら激しく威嚇されたはっちゃん。

ちょっとびっくりして距離を取ったのち、わたしに体を摺り寄せてきた。

そこで、「びっくりしたね、でもネコさんたちは怖いんだって」などと言いながら撫でてあげた。

すると、いつも餌場にいるネコさんたちが、その様子をじっと観察している。

わたしは、「はっちゃんがいつも脅かしてごめんね」という気持ちをこめて、毎回ゆっくりまばたき(友好的な挨拶)している。

今朝もそうしたら、なんとさっき怒っていたネコさんが、イカ耳状態のままわたしにまばたき挨拶を返してくれたのだ。

「わんこは嫌いだけど、あんたはまぁ許す」ということだろう。

ちょっと、というかかなりうれしかった。

体を擦り付けるとか、人の足の上に座るというのは、犬が不安な時によくやるしぐさだ。

体を擦り付けるのは、撫でてほしい時や濡れた体を拭きたいときにもやるので、そこは状況で判断する。

犬が不安になっているときには、「さあさっさと歩こう」と先を急がせたりせずに、立ち止まった状態でやさしく声かけしながらゆっくり撫でてあげよう。

少しのあいだそうやって撫でてあげると犬は安心して元気を取り戻す。

はっちゃんは大気の状態が不安定なときに、散歩の途中でよくこの行動をする。

ちょっと不安でモヤっとするけど、もっと歩こうかなどうしようかなと葛藤状態にあるのを感じる。

そこで撫でてあげていると、もっと歩こうとかお家に帰ろうとか自分で決断して歩き出す。

犬や猫は不安をかかえている仲間をよく舐めてあげているが、撫でるのはそれに相当するだろう。

そしてそのことを犬猫たちはよくわかっている。

わたしたちも犬猫たちの気持ちを理解しようと努め、期待に応えてあげたいものだ。

 

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