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＊～＊～能登半島地震で被災された方に心よりお見舞い申し上げます＊～＊～
地震で被災した動物たちのことも気がかりだが、飛行機事故で貨物室に預けられていた動物たちがいたことを知り、さらにショックを受けている。
命を落とした動物たちについては残念でならない。
朝起きてすぐにこのニュースを知り、悲しい気持ちで出かける準備をした。
今日はイナちゃん（白黒猫♂9か月）とシェルター猫さんたちの通院で、遠くの病院に行くのだ。
高速道路がどのぐらい混むかわからなかったので朝７時に家を出た。
イナちゃんは相変わらず嫌がらずにキャリーに入ってくれる。
シェルターに寄って、病気の子ふたりをピックアップして出発した。
みんなよく鳴くので車内がやたらにぎやかで、それがトンネルの中に入るとニャーニャー大合唱になる。
ゴーッという音と気圧変化が嫌なのではないかと思う。
わたし自身もとても嫌なのできっとそうだろう。
道が空いていて早く着きすぎたので、ガソリンを入れてから病院に向かった。
一番乗りだったが休み明けなのでどんどん混んできて、かわいいわんこさんたちと挨拶できたのはラッキーだった。
今日連れてきたネコさんたちは全員採血が必要だったので、１時間以上時間がかかった。
イナちゃんは白血病が陰転したかどうかの最終検査だ。
最初にイナちゃんの採血をし、結果を待っている間に風邪が治らないポンちゃんの採血と注射をしてもらう。
ポンちゃんは８歳でイナちゃんと同じヘルペスウイルスの持続感染で、目と鼻がぐちゅぐちゅしてしまう。
おとなしくておりこうさんだったが、採血で横倒しにされたときにおしっこを漏らしてしまった。
怖かったね。
だが血液検査は大きな異常もなく一安心。
イナちゃんのお友達、クラくんは近所のヤブ医者で腎臓結石と言われてこちらで再検査してもらうことになった。
療法食が嫌いで食が細り痩せてきたので心配していたが、レントゲンとエコーの結果、腎臓に結石らしきものはなく、膀胱に石か砂があるので、別のメーカーの療法食と投薬で様子見となった。
そしてイナちゃんの検査結果は、残念ながら陽性だった。
これが確定診断となるので、白血病のキャリアとしてこのまま一生を過ごすことになる。
余命はあと２年余りだ。
とてもショックで悲しいが、限られた時間を少しでもいい状態で過ごしてほしい。
わたしが引き取ることも考えていたのだが、わたしが泊りの介護旅行で預けると、下痢や今回のような真菌症が再発したり、風邪症状が出たりして、ストレスで体調を崩しやすいということが判明した（医師からもそういわれた）。
父の容態が不安定で今後も入院や死亡などで泊り旅行をしなければならなくなることが予想されるため、うちだとストレスをかけてしまう。
そこでイナちゃんの状態を理解した上で迎えてくれる方を探してくれるよう、代表さんにお願いした。
簡単には見つからないと思うので、見つかるまでは今まで通りうちで暮らしてもらう。
うちにいてくれる分にはわたしは大歓迎だが、イナちゃんにストレスをかけて病状を悪化させるリスクがあるので、よりよい環境で過ごしてもらいたい。
とても残念な検査結果にわたしはすっかり気落ちしているが、イナちゃんは帰宅するなりマウスをおもちゃにして遊んでいる。
そしてお膝で休息。
体重も増えて3.1kgになり、すっかり立派な猫になった。
あと数年、幸せに過ごしてほしいと心から願っている。
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