ドッグウォーカー博士のスローライフ

命令をやめて犬と仲間になろう!しつけをしない犬育て、問題行動への対処法、文献紹介など

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コントロールではなくサポートしよう

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雨が上がって日が差した午後、窓を開けたらイナちゃん(白黒猫♂9か月)が窓に張り付いてずっとお外を観察していた。

 

 

外には興味を引くものがたくさんある。

明日はまた雨のようだが、気温が高いのでわたしにはありがたい。

猫サイトを見ていると猫に寄り添う内容が多くてほっとするが、犬サイトは相変わらず犬をコントロールしようとするものがほとんどだ。

犬も猫も大して変わらないのに、この違いにはいつもめまいがする。

相手をコントロールするというのは、その相手の行動や態度を制限したり支配したりするということを意味する。

わたしたちは誰も他人からコントロールされたくないと思っているが、それは自由に行動する権利が奪われるのが嫌だからだ。

なので人間同士では、他人をコントロールするのはおおむねよくないこととされている。

だが犬については、人間がコントロールするのが逆にいいこととされているのだ。

言い換えれば、犬は人にコントロールされて当然と思われている。

わたしはそこに種差別を感じる。

それも問題だが、そもそも他者をコントロールすることなどできるのだろうか。

犬をコントロールしようとする方法はたくさん考案されているが、わたしが見る限りそれほどうまくいっているとは思えない。

犬にも自由意志があり、こうしたいという強い思いがある。

それをねじ伏せておくには強い圧力が必要になるが、そんなことを冷徹に実行できる人はそう多くない。

DV体質の人はできそうだが、犬の心は壊れてしまうだろう。

倫理的に問題があって、なおかつ実行も難しいコントロール方式は、さっさと放棄した方がみんなのためだ。

それよりも、困っている犬に寄り添って手を差し伸べる、すなわちサポートをする方式に切り替えよう。

これはいつも書いているように非常に有効で、その上自分の気分もいいし、犬の気分もよくする。

たとえば訪問者が来て吠えている場合、叱ってやめさせようとするのがコントロール方式だ。

それに対して、「なんだろう、ちょっと見てくるね。宅急便だったよ、もういなくなったから安心して」というのが、犬の不安な気持ちに寄り添ってサポートする方式だ。

ほとんどの「問題行動」は恐怖や不安によるものであるというのが、近年の犬の行動に関する研究結果である。

恐怖や不安に寄り添い、サポートすれば、犬の「問題行動」は確実に改善する。

犬に接するときには、どうしたら寄り添ってサポートできるかなと常に自問するようにしたい。

 

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