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よく晴れて風もあまりなく、走るには暑いぐらいで、庭でひなたぼっこがちょうどいいような陽気だった。
脚の手術あとは痛かったが、いつもよりたくさん走った。
海岸沿いの暖かいコースで、冬はもっぱらここを走る。
相変わらず休みになると大阪からの車が増えるが、普段はだれもいない空き地から車が出てきたので不審に思ってよく見てみた。
するといつのまにか「予約制ドッグラン」なるものができていた。
崖下が海で敷地は今のうちと大差ないぐらいの広さだ。
近所の人たちは来ないだろうから、町の方からわざわざ訪ねてくるのだろうか。
そう思って検索したが、最近できたばかりのせいかヒットしなかった。
草地でひっそりしているのはいいが、この広さだと探索は限られるのでそれほど楽しくはなさそうだ。
これならロングリードで自然豊かな場所をゆっくり散歩したほうがいい。
PONOPONOでは犬を走り回らせるためにドッグランに行くことには否定的だ。
制約が多くて窮屈な散歩しかできない都会住みの人たちが、せめてリードを離してのびのびと犬を走らせてあげたいと思うのはよくわかる。
またほかの犬との交流をさせてあげたい気持ちもわかる。
だが都会にあるのは狭くて犬が多いドッグランがほとんどだ。
ずっと以前、東京郊外の実家そばに住んでいた時には、少し離れたところに貸し切りの広いドッグランがあって、そこでレッスンしたことがあったが、けっこう辺鄙なところに行く必要がある。
貸し切り(ほかの犬がいない)で広いドッグランであればいろいろ使い道はある。
たとえば散歩デビューするパピーのお散歩練習には、他犬がいなくて安全で、かつオフリードで自由に探索できる貸し切りドッグランが適している。
またリードの引っ張り屋興奮がひどくてオンリードでの散歩が難しい犬のリハビリにもいい。
ただ静かに探索したいという場合にも使えるだろう。
それに対して狭い場所に犬がたくさんいるドッグランは、ほかの犬に噛み付かれてケガをする事故がときどき起こっているのでリスキーだ。
事故がなかったとしても、多くの犬たちは走り回るために来ているので、追いかけっこで興奮するという行動を自分の犬に学習させることになりやすい。
興奮状態のときには友好的な交流ではなく雑で乱暴な交流になるので、ほかの犬にマウンティングしたり、しつこく追い回したりなどの不適切な行動が起こる。
それらも学習させてしまうことになるのだ。
他の犬と交流するのであれば、おだやかでカーミングシグナル上手な犬と、少し距離を取ってオンリードでゆったり歩くのがベストだ。
すると自分の犬は相手犬の高いソーシャルスキルを身に着けることができる。
犬同士はよくまねしあっているので、こうなってほしいと思うような犬と一緒に散歩させてもらおう。
マルちゃんとお散歩友だち犬さんたち。
歩く速度はそれぞれ違うので、一緒に歩いているうちに離れてしまってそのままということもあるがそれでいい。
人間が仕切るのでなく、それぞれの犬のペースで、なんとなく一緒に歩いて勝手にフェードアウトする、という感じだ。
ただし他犬との交流は犬がリラックスして落ち着いている状態にあるということが大前提なので、他犬を見たら吠えかかるなど過剰反応する場合は時期尚早だ。
ストレスマネジメントをして、ゆっくりのんびり歩けるようになって、ほかの犬を見ても反応しない距離を自分で確保できるようになり、カーミングシグナルが出せるようになってから、自分で近づいて交流するというのが王道だ。
シグナルで遠くから挨拶するだけでいいという犬もいるので、その場合は近づかせたり一緒に散歩をしたりなどする必要はない。
犬の希望が第一なのでそれを尊重しよう。
狭くて犬がたくさんいるドッグランのデメリットについては、多くの方に知っておいていただきたいと思っている。
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