ドッグウォーカー博士のスローライフ

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ストレス 生活の質向上

環境が変わってもその子のペースを尊重しよう

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日中はとても暖かく、ようやく春になったと感じた。

はっちゃん(秋田MIX♂7歳)は住宅地ブラブラが止まらず、道草を食いながらゆっくりゆっくり歩いた。

ここは幅1メートルもないような細い路地が多い。

基本的に人通りは少ないが、河川敷はウォーキングの人がたまに歩いている。

今日は川のそばの細い道に入ったら、はっちゃんが「はっ」と言った。

曲がり角から人が現れたのだ。

人間と同じような声を出すので、わたしもつられて「はっ」と言ってしまう。

今日は子どもたちが道を歩いていて、マルちゃん(大型犬MIX♂11歳)との散歩のときに河川敷ですれ違った。

午後、南側の庭ではっちゃんとまったりしていると、向いの家の子どもたちが外で遊び始めた。

引っ越してすぐの頃にはっちゃんが吠えていたので子どもの声がしたら家に入ってもらっていたが、今やすっかり慣れたらしく、知らん顔して寝ていた。

 

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けっこうにぎやかだったのだが、車の音も含めてこういう生活音は、自分とは全く関係ないことがわかればそのうちに慣れる。

わたしも最初は少し気になったが、今はほとんど気にならない。

実家は交通量が多い片側3車線道路の交差点のそばのマンションで、10階なのだが音が常にゴーゴー響いている。

これはさすがにいつまでたっても不快だったが、こちらは基本的に静かで生活音だけなので楽だ。

マルちゃんはもともと逗子の山の方の交通量は多いところにいて、そのあとは実家そばの住宅地に来た。

なのでここには比較的スムーズになじんでいるようだ。

今日はこの写真の庭を丹念に探索していた。

こちらの方が音が聞こえやすいので警戒してあまり来なかったが、石の隙間に生き物の気配を感じたようで、掘っては鼻を突っ込んでいた。

そういう姿を見ていると、庭は広い方がいいと改めて思う。

人間も、ロックダウンのようなことがあっても息が詰まらずにすむ。

新しい環境というのは少なからずストレスになるが、いい環境であれば、あるいは少なくとも前よりも悪い環境でなければ、そのうちに順応していく。

新型コロナウィルス感染症の拡大で犬を取り巻く環境に変化があった方、引越しその他で大きく変わった方は、焦ったり気にしたりせずにゆったり見守っていただきたい。

その個体の自然なペースを尊重しよう。

 

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