ドッグウォーカー博士のスローライフ

命令をやめて犬と仲間になろう!しつけをしない犬育て、問題行動への対処法、文献紹介など

トルコ滞在記

公園犬の仲間に入れてもらった

投稿日:

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◾️お知らせ◾️

うちで一時預かりしていた秋田犬さんにお家が見つかりました。

保護団体のホームページを見た読者さんが教えてくれました。

年齢的に難しいかもしれないと心配していただけに嬉しさもひとしおです。

応援してくださったみなさん、どうもありがとうございました!

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朝、中庭猫さんたちにごはんをお届けに行ったときに、ひとり生き残った子猫さんを間近で観察することができた。

最初の頃ほとんど潰れていた右目が今や9割ほど開き、ほぼ良くなっていた。

ひとまわり大きな子猫3きょうだいはすくす育ち、元気に追いかけっこをしている。

子猫さんはこのきょうだいたちとよく一緒にお昼寝するようになった。

 

 

妊婦猫さんもごはんをたくさん食べて元気にしている。

いよいよ明日日本に向かって出発となった。

午前中に家を出るので出かけるのは今日が最後だ。

この貴重な時間は是非ともわんこさんたちと過ごしたいので、またカドゥキョイの公園に行った。

到着するとひとり寝そべっている甘えん坊わんこのピコさん(餌やりさんに名前を聞いた)が見えた。

わたしに気付くと走って来て、盛大に舐めてご挨拶してくれた。

たくさん撫でてあげると、わたしの体にもたれかかってリラックス。

 

 

 

するとわたしたちに気づいた仲間わんこさんたちが次々に集まって来て、それぞれご挨拶してくれた。

耳なし犬さんも。

 

 

しばらくみんなでまったりしていると、餌やりおじさんがやって来た。

 

 

遠くにいた他のわんこさんたちも集まってきて、総勢10頭ほどと賑やかになった。

と思ったら後ろからドーンと体当たりされた。

振り返ってみると、はっちゃん柄のわんこさんが、ニコニコしながら甘えて来た。

挨拶まだだったね。

みんな本当にかわいい。

おじさんは英語よりスペイン語が得意というのでスペイン語で話していると、犬たちがいっせいに黒い服を着た青年に吠えに行った。

ピコさんはすぐに戻ってきたが、はっちゃん柄のわんこさんが飛びかからんばかりの勢いだ。

ここで餌やりおじさんが介入に行き、リードを着けて引き離した。

まではよかったが、あろうことかおじさんがわんこさんをバシバシと3回叩いたのだ。

軽くではあったが、このわんこさんがちょっと反応しやすいのは、こういうことをされているからだろう。

残念なことだ。

おじさんが間に割って入って静かに立っていればいいだけなのに。

おじさんには問題があるものの、毎日餌やりをして動物病院に連れて行ったりもしている。

犬たちはときどきこうして吠えにいくが、その対象の選択基準がどうもよくわからない。

黒い服かと思ったが、見ていると黒い服の女性や高齢者には反応しない。

若い男性全般というわけでもない。

痩せていて背が高い若い男性というのが一番怪しそうだった。

おじさんに聞いたがわからないとの返事だった。

ただ、若い男性は犬にちょっかいを出すことがあるのでそのせいかもとは言っていた。

おじさんが犬ご飯の準備に行き、吠えに行った犬たちがまた戻って来くるとまたまったりタイムが始まった。

 

走ってくる耳なしさん。

 

「撫でてくださーい」

 

「ふへへ」

よく甘えてくるようになった。

 

わたしの足の上に座ってくつろぐ。

 

ちょうどいいくぼみに移動してお休みタイム。

 

公園わんこさんたちは「群れ」というほどはっきりした集団ではなく、ゆるやかな仲間として集っているようだった。

基本的にそれぞれ単独で行動しており、ごはんのとやかわいがってくれる人が来たときに集まって来て、喧嘩せずにそれぞれ楽しんでいる。

警戒すべき相手が来たらみんなで吠えにいき、そうでない時はバラバラだが一定の範囲にいる。

そういうグループだ。

わたしが座っているとそれぞれ挨拶に来て、半径10メートルぐらいのところに各自寝そべる。

犬の集団に人間がひとり紛れている感じだ。

わたしも仲間に入れてもらえたようで、その寛大さがうれしい。

通りすがりの地元民の何人かは、いいねと言ってくれた。

みんなガツガツせずに上品にごはんを食べる。

 

「背中を撫でてください」。

 

ずっとこの公園に座っていたい。

何時間か座っている間に、カラスさんたちが犬にちょっかいを出しているのを見た。

この公園にはカラスさんがたくさんいて、仲間同士でよくおしゃべりしている。

2羽が何やら相談していると思ったら、1羽が休んでいるわんこさんに尻尾の毛を引き抜いた。

 

 

え?と思ったがわんこさんは気づいていないようだった。

するとまた近づいては毛を引き抜いている。

毛で何かするというのではなく、もう1人のところに戻ってドヤっているのだ。

ようやく気づいたわんこさんが振り向くと、さっと離れて素知らぬ顔をする。

 

 

 

そして後ろを向いたらまたチャレンジする。

 

 

仲間と一緒にそんな遊びを楽しんでいた。

カラス同士は込み入った内容を伝え合っているようなので、ずっと観察していたいところだった。

こちらは人も動物もリラックスできる公園がたくさんあるので、おかげて動物たちの観察や交流ができた。

日本にも動物を排除しない公園が欲しいところだ。

今回はボランティアはできなかったが、たくさんの犬猫さんたちに仲良くしてもらえて心がほっこりあたたかくなった。

 

 

みんなどうもありがとう。

 

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