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今日もまた小雨が降っていて寒い。
だが野菜がなくなったので、近所にある有機野菜販売店に行ってみようと準備をしていた。
すると突然「かわかみさーん」と外から声がする。
出てみると、庭に放置してある大量の瓦を撤去しに来たという。
不動産屋からその話は聞いていたが、犬たちに部屋に入ってもらう都合があるので、事前に電話をくださいとお願いしておいた。
なのに突然の訪問だ。
職人さんに電話の話は聞いていなかったか尋ねると、大家さんが連絡すると言っていたという。
あとで不動産屋のミスであることが判明したが、突然の訪問は非常に困る。
庭にいた犬たちに部屋に入るようにお願いしたが、マルちゃん（大型犬MIX♂11歳）は「そんなの聞いてないよ」と不満そうだ。
当然である。
わたしも不満だし、驚いたし、予定がすっかり狂ってしまった。
大量の瓦が放置されているので、作業は午後までかかるだろう。
その間犬たちの安全を確保しつつ、安心させたり、撤去作業への指示を出したりしなければいけない。
途中、昼休みの間に犬たちをトイレに出し、また家に入れたりなど慌ただしかった。
午後になってようやく作業が終わったので、マルちゃん、ようやく庭に出ることができた。
少しだけすっきりした庭から、「やれやれ」という声が聞こえてきそうだった。
わたし自身、急な予定変更は非常に苦手でプチパニックになる。
予定が狂うことに強いストレスを感じるのだ。
犬たちはルーティンな暮らしをしているので、それが狂うのは嫌だと思う。
なので、来客などいつもと違うことがあるときは、あらかじめよくお願いしておく。
引っ越しについては、日程が決まった時点から伝えていて、荷物の搬出や、飛行機での移動など、いちいち何日も前から伝えていた。
犬にとって個体差がかなりあるとはいえ、犬もかなりの数の単語を理解するし、雰囲気からこれからなにかあるということを感じ取っている。
いつそれが起こるかは、人間の緊張具合からわかるのではないだろうか。
なので、少なくとも自分で把握していることに関しては、いちいち伝えておくのがいいと思う。
「どうせわからないから」とあきらめずに伝える努力をしてみよう。
今回のような突発的な事態が起こることもあるが、それはあとでよく謝ったり説明したりしてフォローしよう。
犬も人も安心して暮らせるように、できることをしたいものだ。
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