ドッグウォーカー博士のスローライフ

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獰猛呼ばわりする前に

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よく晴れて寒さが緩み絶好の散歩日和だ。

そろそろ出かけようと思っていた矢先、急にお腹が痛くなってきた。

少し休んだら治ると思ったがまったく治らず、座っているのも苦痛になってきたので横になったり起きたりして過ごした。

こんなに天気がいい日に家で過ごすのは苦痛でしかない。

残念に思いながら窓辺で本を読んでいるときに、ふと外を見たらアナグマさんがゆっくり庭を横切って行った。

 

日本アナグマ(フリー画像より)↓

 

つい先日も昼頃に同じように庭を横切り、門から出ていくのを見た。

去年から門の下を誰かが掘って出入り口を作っていたのは知っており、きっとアナグマさんだろうとは思っていたが、犬たちもいなくなって安心して真っ昼間に出入りするようになったのだろう。

庭に巣穴の出口はないようだが、わたしたちが来る前からこのあたりに住んでいたのかもしれない。

ニホンアナグマについて検索すると、獰猛と書いてあるサイトが多数あったが、おとなしいと書いてあるサイトもあった。

捕まえようとすれば反撃するので獰猛だと言われるのかもしれないが、わたしが散歩中に会うアナグマさんたちはのんびり歩いていて、見つかったことに気付くと急いで逃げていくか、そのままゆっくり歩き続けるかだ。

近年数を減らしており、自治体によっては準絶滅危惧種に指定しているとところもあるが、にもかかわらず農業被害などを届け出れば「駆除」の対象になる。

最近ではジビエとして食べられることも増えているという。

庭にわなを仕掛けているのを近所で見たことがあるが、こういうのは実質的に野放しだ。

「害獣」や「獰猛」呼ばわりは、「駆除」したい動物への反感をあおったり、あるいは殺害への抵抗感を弱めたりするための方便のように思える。

噛みつきなどのいわゆる「問題行動」がある犬たちも「獰猛」のレッテルを張られやすいが、これも飼育放棄や「殺処分」へのハードルを下げる役割を果たしているのではないだろうか。

犬の場合も野生動物やその他の動物の場合も、動物が危険を感じるほど接近すれば防衛的攻撃を招くのは当然だ。

また動物が人間に危害を加えられる経験をしていれば、攻撃される前に攻撃するようになることもある。

動物を悪者にする前に、人間側の問題行動に目を向けるべきだ。

まずは身近な動物に共感することから始めてみよう。

 

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