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昨日体力を消耗する治療を受けたので、ちょっとお疲れのはっちゃん(秋田MIX♂10歳)。
今朝は少し呼吸が速くなっており、何度もわたしに撫でてもらいに来た。
しんどいときに頼りにしてもらえるのはうれしい。
食欲旺盛なのはステロイドの影響もあるが、少しずつ肉付きが戻って来たのはいいことだ。
雨が降っていたのでゆっくり休んで体力を回復しよう。
「雨だからさっとトイレを済ませるよ」。
昨日の夕方、はっちゃんが庭にいるときに甘夏を剥いたが、いつもは気配を感じてすぐにやってくるはっちゃんが来なかったので一人で食べた。
1時間ほどしてはっちゃんが部屋に戻ってくると、なぜかキッチンに行って待っている。
ごはんは済んでいるし珍しい行動なので一瞬どうしたんだろうと思ったが、すぐに気づいた。
「甘夏ちょうだい」と言っていたのだ。
すぐに剥いてあげると、「これ、これ」と喜んで食べた。
いつもながらよくわかっている。
ところで、The gardian に興味深い記事「動物の魔法:なぜ知性は人間だけのものではないのか」が掲載されていた。
記事はこちら→Philip Ball, "Animal magic: why intelligence isn’t just for humans", 2022.6.11
ごくごく簡単に趣旨を紹介すると以下のとおりだ。
人間以外の動物たちも心(mind)を持っており、知性も持っている。
それらは人間よりも劣っているわけではない。
種によっては、心理学者が「心の理論」と呼ぶ、自分とは異なる動機や知識を持つ他者の存在を認める能力を持っていることもある。
ところが従来の科学は、長らくこうした考えを排除してきた(ダーウィンを除く)。
ドッグトレーニング現在でもよく用いられているオペラント条件付けを考案したB.F.スキナーに典型的だが、動物を「内面を持たない刺激反応機構」とみなしていたのである。
筆者は多様な種の多様な心の在り方に注意を払うべきだと述べている。
具体的に様々な例が挙げてあってとても興味深かったが、冒頭で紹介されていた楽観的または悲観的なブタに関する研究にひかれた。
楽観的な性質と悲観的な性質は次のような実験で確かめることができる。
まず楽器音のような特定の音をリンゴのようなごちそうが落ちてくることと関連付ける。
さらにクリッカーのような別の音をビニール袋が顔にかぶさることと関連付ける。
その後に、豚がそのどちらでもない犬用おもちゃの音を聞かせる。
楽観的な豚はリンゴが落ちてくることを、悲観的な豚はビニール袋を予測した行動をする。
わたしが最も興味深く感じたのは、このような違いはどこから生じるかという点だ。
「2010年、ニューカッスル大学の研究者たちは、歩き回るスペース、たくさんのわら、探索するための『ブタのおもちゃ』など、楽しくて刺激的な環境で育てられた豚は、小さくて殺風景で退屈な囲いで育てられたブタよりも、犬用おもちゃの音に対してかなり頻繁に楽観的な反応を示すことを明らかにした」。
これはブタに関する研究だが、犬でも同様の結果になるだろうとわたしは思っている。
悲観的であるよりも楽観的であるほうが、ずっと楽しく生きられるだろう。
はっちゃんは今回の闘病生活でも明らかだが、それ以前からとても楽観的だと常々思っていたが、その楽観性の理由がわかった気がした。
はっちゃんはパピーの頃からたっぷり自然探索を楽しんで様々な刺激を受ける暮らしをしてきたのである。
わたしたちは犬猫はもちろんのこと、野生動物や人間の管理下にあるあらゆる動物を心を持つ存在として扱い、認知的に豊かな生活を送るための資源を享受できるような環境を提供しなければいけないだろう。
動物と暮らしている人は動物の心について、もっと学んでもっと想像力を働かせる必要がある。
動物の心に関する科学が進んできた現在では、スキナー式のオペラント条件付けとは違った接し方が求められているのだ。
その意味で犬の気持ちにフォーカスしたPONOPONO犬育ては、きわめて先進的だとわたしは考えている。
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