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朝はまだ昨日の雨の影響で不穏な天気だったので、少し待ってすっかり回復してから散歩に出かけた。
わたしが決めたのではなく、はっちゃん(秋田MIX♂9歳)の希望だ。
ちょっと低めのテンションでブラブラしていると、雨上がりで活動を開始したネコさんたちに何回か会った。
ネコさんの方は警戒するので、はっちゃんは立ち止まって静かにしている。
これもカーミングシグナル(相手をなだめるシグナル)だが、その程度ではネコさんの警戒は解けない。
すると今日は、体を大きく横に向けて地面の匂いを嗅ぐふりをした。
これはかなり強いカーミングシグナルだ。
するとその間にネコさんはすぐそばの家の庭に姿を隠した。
それを見てからはっちゃんはまたゆっくり歩きだした。
通り過ぎた後にわたしが振り返ってみると、ネコさんが塀の上からこちらを観察していた。
はっちゃんが礼儀正しいわんこだということを覚えてくれたらうれしい。
いつもの場所でちょっと休むはっちゃん、草が濡れているのでゴロンゴロンはしないそうだ
帰宅後は気温が上がってちょっと蒸し暑くなったので、部屋の涼しい場所で休んだ。
ところで、昨日ユーチューブを見ていると、インドネシア・バリ島の子育てを発信している動画があった。
わたしは両親がジャワ島に住んでいた4年間の間何度もインドネシアを訪れ、そのたびにバリ島にも足を延ばしていた。
なので興味があって見てみると、バリでは子どもを叱責せず、叩くなどの体罰はご法度で、「~しなさい」という押しつけがましい言い方はしないという。
ジャワでも近所の人々を見ていてそう感じていたし、おとなに対しても基本的に怒鳴ったり叱責したりなどはしないのがマナーだったので、やっぱりそうかと思った。
このような習慣は、東南アジアやインド、アラブ諸国などでも共通している。
なので子どもを叩いたり怒鳴ったり、おとなを叱責したりなどする在留邦人は、現地の人の顰蹙を買うのである。
その少し前にスウェーデンの子育てに関する動画も見たのだが、そこではアジアとはまた違って、子どもの権利条約に基づいた接し方が保育園や学校で行われているということだった。
体罰が論外なのは言うまでもないが、失敗を非難しないのはもちろんのこと、ちょっとしたかわいい失敗を笑ったりもしないという。
これはPONOPONO犬育てでも同じだ。
また、褒める際にも上手にできたことを褒めるのではなく、例えば絵だったら色づかいがいいという風に褒めるそうだ。
上手だねと褒めてしまうと、それ自体がおとな目線のジャッジであり、上手にできないといけないというメッセージにもなってしまうからである。
おまけに上手と言われなかった子の自己評価も下がる。
こうしなさいああしなさいとおとなの考えを押し付けるのではなく、どうしたいか子どもの意見を聞いて、子どもに決めてもらう。
なので「しつけ」(Discipline)という言葉は好まれず、ガイドする(guide)という言葉の方が好まれるそうだ。
指導するとも訳せるが、それよりは道案内的なニュアンスだろう。
PONOPONOは「しつけをしない犬育て」を提唱しているが、子育てでもしつけをしない国があったのは興味深い。
だが、子どもの権利とか動物の権利など権利論からすれば、そうなってしかるべきなので驚くことではない。
他方で、権利論とは関係なく伝統的に「しつけ」から遠い地域も広く存在している。
子どもにも犬にもしつけしつけと言いたがる国は、現代世界では少数派ではないだろうか。
ちなみにバリ島はストリート犬が多く、その研究について以前にこのブログで紹介したことがある。
先ほどの動画のユーチューバーのところにも犬がいたが、その人が外に行くと一緒についてきて、オフリードで上手に交通量の多い道路を歩いていた。
ストリート犬も人と暮らす犬も自由に行動しているので、うっかり「犬のしつけ」などと口走ったら地元に人はぽかんとするだろう。
ゆるさというか、ゆとりというか、余裕というか、そういうものがもっとあったら、人も犬ももっと生きやすくなるだろうにといつも思っている。
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