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天気予報通りの雨で、朝ごはんの後すぐにベッドに戻ったはっちゃん(秋田MIX♂9歳)。
日中もずっと降っていたのでずっと寝て過ごしていた。
復活していた吐き気が収まって元気と食欲が戻ったので、穏やかに過ごしている。
昼食用にきゅうりとトマトを切っていると、「それちょうだい」と言いに来てくれた。
吐き気がひどかった時は野菜も果物もいらないと言っていたので、気分がよくなったのだ。
わたしにとってはそれが何よりありがたい。
さて、昨日の記事で家に迎えて間もない保護犬の粗相について書いた。
環境の変化でストレス状態にあるので、温かく見守ってあげようという内容だ。
トイレは室内でないと嫌だという犬もいるが、そうでなければ外の方が犬にとってはやりやすく失敗も少ない。
だが新居の周辺環境に慣れておらず、散歩に出るのを躊躇することもある。
今までいたところでは散歩に行っていたのに、嫌がって行きたがらなくなったということもときどき聞く。
うちではマルちゃん’大型犬MIX♂2021年没)がそうだった。
嫌がるには犬なりの理由があるはずだ。
マルちゃんの場合は大型車両はもちろんのこと、乗用車がそばを通るのも怖くてパニックになっていた。
なので車が少ない道を大急ぎで通過して、自然公園に着くとようやく安心して散歩を楽しんでいた。
うちのそばの自然公園は、マルちゃんがいた保護シェルターの周辺の環境とちょっと似た感じだったので、受け入れやすかったのだろうと思う。
その犬がこれまで過ごした環境とあまりに違うと適応に時間がかかる。
とくにのんびりした田園地帯から都会に来てしまった場合はこの傾向が強く現れる。
PONOPONOアドバイザーのソラさんのところで預かり中のルカちゃん(現在里親募集中)もこのケースだった。
野犬が多い山里に住む野犬のお母さんから生まれたのち、保護団体にレスキューされて東京は世田谷にやってきたが、あまりの環境の違いに適応障害を起こしてソラさん宅でリハビリをすることになったのだ。
ソラさん宅はとてものんびりした環境で、最初はパニックになっていたものの徐々に落ち着いていき普通に散歩を楽しめるようになった。
ここまで劇的でなくても似たような事例はしばしば聞く。
都会の住宅街に住んでいて新たに保護犬を迎えようとしている方は、その犬が育った環境とかけ離れていないかどうかをよく調べてからにしよう。
ずっと以前にドイツのティアハイムのドキュメンタリーを見たことがあった。
施設に都会が苦手な犬がいたのだが、その犬は田舎の方の保護施設に移され、移動先の周辺で里親募集されることになっていたのが印象的だった。
日本の場合は犬の成育歴があまり重視されず、マッチングもかなり甘いと感じることがよくある。
犬が適応障害を起こすような譲渡は最初から避けることが、その犬にとっても、人間にとっても、また飼育放棄対策にも大切だ。
もし迎えた犬が散歩を嫌がるようだったら、どういう刺激に反応するかをよく観察して嫌な原因を突き止めよう。
その犬の過去に関する情報を、シェルターにいたときのことも含めて収集しよう。
何もわからなかったら現状を観察することで推測するしかないが、それでもわからないこともある。
その場合は、音、匂い、視覚などの刺激がなるべく少ない場所に車やキャリーなどで連れて行き、そこから歩き始めるようにしてみよう。
今まで一度も散歩に行ったことがなかった犬をレスキューした場合も、また保護犬ではないが散歩があまり好きではないという犬の場合も同様だ。
散歩場所の刺激が多すぎたり(車や人、騒音など)、犬にとって嫌な刺激があったりすることで嫌になっているということが往々にしてあるからである。
ただし、体の不調が隠れていることもあるので、健康上の問題がないかどうか獣医の診察を受けておくことも大切だ。
いずれにしても、無理に歩かせようとしても歩くようにはならないので、犬の言い分に耳を傾けることから始めてみよう。
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