ドッグウォーカー博士のスローライフ

命令をやめて犬と仲間になろう!しつけをしない犬育て、問題行動への対処法、文献紹介など

問題行動

いろんな方法を試す前にまずやること

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風があって寒かったが、おまけ散歩まで楽しんだはっちゃん(秋田MIX♂9歳)。

元気で何よりだ。

サラダバーはどこも開店休業状態だが、よく探しては食べている。

 

「草がちょっとしかないよ~」。

 

ところで、犬といっしょに暮らしていると様々な問題に直面することがあるだろう。

犬が初めてで戸惑っているというのはもちろんのこと、先代犬のときは何の問題もなかったのに次に迎えた犬にとても苦労しているというお悩みも定期的に聞く。

犬それぞれ気質は違うし、生まれてから現在にいたるまでの経験も、また現在の生活環境も千差万別だ。

なので当然のことながらお悩みの内容も異なってくる。

一般的に、吠えた時にはこうしましょうとか、噛みつきにはこうしましょうなどの対症療法にかんする情報はたくさんある。

だが対症療法というのは、文字通りその症状を緩和するするためのものに過ぎない。

その上、効果が少なく副作用が大きい方法もいまだに出回っている。

気軽に試してみて症状が悪化することも十分ありる。

やみくもにあれこれ試す前にまず行うべきはアセスメントだ。

そのためには詳細な観察が大切だ。

次のようなことに注意してみよう。

  1. どういう状況でそれが起こるのか
  2. そのときの犬の様子はどんな具合か(ボディランゲージなど)
  3. そこからどのような感情が推測されるか
  4. それによって何を伝えようとしているのか

なぜその行動が起こるのかを見極めれば、対処法も見えてくるだろう。

個別の対処法も大事だが、原因が何であれ共通して行うべきことがある。

それがストレスマネジメントだ。

わたしたちが「犬の問題行動」と称しているものの多くには恐怖や不安、ストレスが関係しており、またこれらは問題行動の有無にかかわらず犬の生活の質を大きく引き下げる要因になる。

なので可能な限りストレスの原因を取り除いて、犬が安心して生活できる環境を提供したい。

詳しくは過去記事「ストレスの原因とそのサインー健康で幸せに暮らしてもらうために」を参考にしていただきたい。

こちら→https://ponoponoblog.info/post-3293/

まずは環境と接し方を見直して、ストレスマネジメントを徹底してみよう。

それだけで「問題行動」と思われたものが大幅に改善するということもよくある。

ポイントはできることを最大限、徹底的に行うということだ。

無理だと思っても工夫したらできることはたくさんある。

やってみてどうもうまくいかないという場合は、カウンセリングをご検討いただきたい。

お問い合わせフォームはこちら→http://ws.formzu.net/fgen/S83130570/

問題行動という言い方だと犬自体に問題がありそうに聞こえるが、実際には犬は恐怖や不安におののき、ストレスいっぱいで困惑しているのである。

このことをよく理解した上で、早く安心して暮らせるようにしてあげよう。

 

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