ドッグウォーカー博士のスローライフ

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ドアを閉めてくれるクマに思うこと

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今日も元気に散歩に行こうと起きてみると、はっちゃん(秋田MIX♂9歳)のテンションが低い。

曇り予報のはずなのにおかしいと思って庭に出てみると雨が降っていた。

はっちゃんは覗きにも来ずに、朝食が済むとベッドに直行した。

わたしは予報を信じて干し柿を干したばかりだったので、慌てて部屋に取り込んだ。

そしてゆっくり室内作業をしようとしたが、お腹が痛くなってきた。

久しぶりの激しい痛さだ。

寒い時期にはときどきなるのだが、どうやらそれだと思う。

スマホを眺めるぐらいしかできないので、トイレを往復しながら静かに過ごした。

はっちゃんはストーブの前でしばらく寝て、暑くなるとベッドに移動する。

 

 

ときどき甘えに来たときに、ゆっくりおしゃべりするのがハッピータイムだ。

こんな日もいいね。

先日、クマの動画がネットニュースで流れてきた。

アメリカはニュージャージーに住むケホエさんという女性が投稿したもので、野生のクマが玄関先を訪れたことに気付いた彼女がクマに丁寧にお願いしたところ、ドアを閉めてくれたというものだ。

メディアに取り上げられて世界に拡散したようだ。

日本語の記事はこちら

 

 

クマさんに人間にお願いするように礼儀正しく話しているところがPONOPONOと同じで興味を引かれた。

そこで他の動画を見たり検索したりすると、長らくクマの生態を観察したり、クマの狩猟に反対したりしてきた方であることがわかった。

PONOPONO仲間では岡田雪音さんがシカを中心とする野性動物保護活動をしており、昨日のブログでも日本の狩猟に関する記事を書いていたので、ぜひお読みいただきたい。

動物をリスペクトする人たちは、動物への接し方も丁寧で礼儀正しいものになると感じる。

ケホエさんも「ミスター」という敬称を付けて話しかけているが、こういう態度は大事だ。

次の動画は休憩中のクマさんに話しかけながら少し近づいているシーンだが、カーミングシグナルが犬と同じだったのがおもしろかったので、ぜひ見ていただきたい。

 

 

カメラの位置から考えて正面から接近したように思えるが、その結果、ミスター・ティーは横を向くシグナルを出している。

少し強めの口調で「ミスター・ティ―」と呼び掛けるとまばたきし、低い声色で呼ぶとまたまばたき、次いで高い声を出すとまばたきしなかった。

犬と同じような反応でとても興味深い。

なお、ケホエさんはここの住人でクマさんたちとも顔なじみなのでこの近さでも大丈夫だろうが、一般人は接近すべきではないし彼女自身もそう言っているので注意していただきたい。

大事なことは、野生動物にも敬意を持って接するということだ。

むやみに怖がって悪魔化したり、自撮りのために近づいたりするという態度は、どちらも敬意を欠くものだ。

人間は自分たちの都合で野生動物に多大な損害を与えている。

このエゴイスティックな人間中心主義を克服することが21世紀の課題だとわたしは強く思っている。

 

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