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天気がよくて空気もさわやかで気持ちよく散歩に出たはっちゃん(秋田MIX♂9歳)。
まずはサラダバーをゆっくり堪能。
そののちネコ餌ポイントに向かうと、ラッキーなことにみなさんが集まっていた。
最近距離を詰めてきているはっちゃん柄の子猫さんも塀の上からこちらを覗いている。
はっちゃんがはしごの下でせっせと匂い嗅ぎをしていると、ぴょんと中段まで下りてきて狙いを定め始めた。
好奇心に駆られてはっちゃんの背中にジャンプしてきそうだったので、「そろそろ行こうか~」と促して事なきを得た。
この子は油断しているとグイグイ来る。
そのあとは時間をかけて漁村をたっぷり散策した。
家の近くまで戻ってきたら、抹茶ラテの容器が捨ててあるのを見つけたので、風通しのいい木陰でていねいに舐めて楽しむ。
「匂いだけでいいんだよね~」。
中身はなくてもいいそうだ。
ところでPONOPONOでは、犬のストレスを最少化することを非常に重視している。
というのは、それが犬の生活の質、すなわち犬の幸せに直結するからである。
そのためには早くストレスのサインに気付いて、その原因を取り去ることが必要だ。
今日はストレスのサインとその原因について取り上げよう。
目次
ストレス下のボディランゲージと行動
ストレスにさらされると、犬は次のようなボディランゲージや行動破壊するを示す。
・体や顔の筋肉を緊張させる(ぼこぼこの見た目)
・体を震わせる
・背中の毛を逆立てる
・ひげがビリビリ震える
・舌をペチャペチャする
・涎を出す
・体が臭くなる
・白目をチラッチラッと出す。
・うつろな表情
・後ろ足で体を激しく掻く
・同じ場所を繰り返し舐める
・あくびをする
・うろうろ歩き回る
・逃げたり隠れたりする
・物を壊す
・攻撃行動
・食欲不振やむら食い
・尻尾を追いかける
・吠え(夜中の吠え、遠吠え、一定のペースでいつまでの吠えるなど)
慢性ストレスのサイン
ストレスが慢性化すると、次のような変化がある。
・消化器系の問題(下痢しやすい、食欲不振やむら食い、嘔吐、過食、食べものへの執着、異嗜など)
・刺激への反応性が高まる(過剰に反応する、びくびくする、すぐに吠える、落ち込む、イラつくなど)。
・免疫力の低下(アレルギーやアカラスなどの皮膚疾患、脳卒中や胃炎など様々な病気にかかりやすくなる)。
・攻撃性の亢進(唸る、噛むなど)
・常同行動や自傷行為
ストレスがかかるとストレスホルモンであるコルチゾールが放出されるが、それが慢性化すると免疫力の低下が起こる。
免疫力の低下はあらゆる病気を引き起こす元になる。
アレルギーや胃腸症状に悩む犬の多くは(すべてではない)、慢性的なストレスを抱えていることがよくある。
涙焼けやすえたような体の匂い、パサついた皮毛は、わかりやすい慢性ストレスサインである。
これらに思い当たったら。ストレスの原因を一つ一つなくしていこう。
ストレスの原因
次のようなことがストレスになる。
・身体的不快感や痛み
・発情
・睡眠不足
・疲労
・突然の環境変化
・親しい人や動物の死
・何が起こるかわからない不安(予測不可能性)
・自分でコントロールできない状況(制御不可能性)
・ドッグスポーツや服従訓練(プレッシャーと失敗も含む)
・パピーパーティー
・ドッグランやラフな遊び
・犬の周りでの暴力や暴言
・子ども
・興奮(うれしい興奮も含む)
・悪天候
・騒音
・サークル、クレート、屋外への隔離
・動物病院やトリミングサロン
・シャンプー
・車での旅行
・リードでつながれる
・気の合わない人や動物との同居
・なじみがない匂い(人工的な香り、他の動物のストレスホルモンの匂いなども含む)
・知らない人との出会い
ストレスサインが見られる場合はもちろんのこと、そうでない場合も、ストレスの原因になることは徹底的に避けることが大切だ。
天気や環境の変化など避けられないことについては、犬の不安をなるべく軽減するようにしよう。
ストレスのダメージを軽減するには
1.静かな落ち着いた環境を整える
2.安全スペースを用意する(人が通らない静かな場所になどに寝床を設置)
3.休養を取る(18~20時間の睡眠が必要)
4.受容的な態度で穏やかに接する
5.リラックスできる場所でゆっくり散歩する
6.変化が少ないスケジュール管理
7.留守何時間を可能な限り減らす
ストレスは身体的ダメージを与えるので犬は疲れ切っている。
なので、静かな場所でゆっくり休ませてあげることが大切だ。
そのために室内環境を整えよう。
テレビなどの人工音は最少化し、ドアの開閉音や足音に気を付けよう。
犬が好きな場所で寝られるように複数のベッドを設置して、犬が寝ているときにはとくに静かにする。
犬は年齢にもよるが、18時間から20時間寝ると言われている。
慢性ストレス下では眠りが浅く短くなるので、ゆっくり寝られるようにしてあげたい。
ケージやサークルなどに入れてドアを閉めるとストレスが増大するので、犬が気に入っている場合にのみ、中にクッションを敷くなどして、必ずドアを開けてもしくはドアを取り去って設置しよう。
短期的にも長期的にも、人間のストレスが犬に大きく影響することがわかっているので、自分自身がゆったり過ごして犬に対して需要的な態度で接したい。
休息とともに大事なのが散歩である。
ゆっくりリラックスできる場所をえらんでのんびり歩こう。
犬が予測できないことがなるべく起こらないように、同じ時間に同じことが起というルーティンを確立しよう。
ストレスサインがすっかりなくなるまでは、知らない訪問者を家に迎えるのはやめておこう。
また、知らない場所に連れていくのもやめよう。
留守番は犬にとってストレスになるので、可能な限り留守番時間を減らすように工夫しよう。
シッターに来てもらう場合は、穏やかで犬と相性がいい人を厳選したい。
なお、ストレスサインがなくなっても、ストレスマネジメントはずっと続けていくことが大切だ。
余計なストレスをかけないようにすることで、犬のQOLが上がり幸せになっていく。
健康で長生きしてもらうためにも、ストレスマネジメントを徹底したい。
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