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痛みを与える道具の禁止に向けて

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雨雲が出ていたがはっちゃん(秋田MIX♂9歳)は全く気にせず散歩に出発。

ということは雨は降らないだろうと思ったらその通り。

やはりよくわかっている。

 

 

本日も流木をくわえてさっそうと歩く。

ご近所さんたちに「何くわえてるの~」と聞かれるので、わたしがいちいち「流木です」と答えている。

ちょっと寒かったけど、今日も楽しかったね。

ところで、少し前に Psychology Today に「犬へのショックカラーの使用」という記事が出ていた。

この記事では、犬に害を与える器具を用いた懲罰的なトレーニングを批判している。

その器具とは、プロングカラー(突起が付いた金属製の首輪、ピンチカラー)やチョークカラー(引っ張ると首が締まる金属製首輪、チョークチェーン)、ショックカラー(リモートで電気ショックを与えることができる首輪、吠え防止首輪)などのことだ。

わたしが興味深いと思ったのは、なぜ人はそういう器具を使うのかということに関する分析だ。

以下に引用してみよう。

例えば、犬のしつけにショックカラーを使うのは間違っていると主張する人がいたとして、「私もそう思うが、今抱えている問題を解決するために今回だけ使ってみよう」と言うかもしれません。しかし、その後に別の問題が発生すると、またショックカラーを使うことになります。これは、首輪を使わなくても対処できるかもしれない将来の状況に対して、良くない前例となってしまいます。

一度だけと思ったけど、それで直ったからとよくないと知りつつまた使う、という連鎖が起こるというのだ。

そういえばわたしもお客さんからそんな話を聞いたことがあったことを思い出した。

そして、次の指摘もその通りだ。

しかし、ペットを愛する人たちの中には、プロングカラーやチョークカラー、ショックカラーなどの懲罰的なトレーニングが犬に害を及ぼすと言われると、認知的不協和を経験する人がいることも理解しています。

 

認知的不協和とは、自分の考えと行動が一致していないときに感じる不快感のことである。

こういう時に人はしばしば、考えの方を変えて行動に一致させようとするものだ。

ショックカラーはたいして痛くないから使っても問題ないとか、使わないと安楽死が待っているなどと合理化するのである。

だが、筆者も述べている通り、「ある器具や訓練方法が行動を止めるために有効であるとすれば、それは動物が、迷惑、不快、恐怖、苦痛など、何らかの形でそれを嫌悪刺激と感じたから」である。

そして嫌悪刺激を使ったトレーニングは、「その場では行動を止められるかもしれないが、負の連想を生み、恐怖心や攻撃性、反応性を高めてしまう危険性があることはよく知られている」。

なので、犬に苦痛を与えるようなやり方はきっぱりやめて、犬に苦痛を与えない人道的な接し方をすべきである。

このことは、旧ブログの初期からわたしも再三にわたって強調してきたことだ。

記事からもわかるようにアメリカではこうした首輪の使用は合法で、もちろん日本でも普通に購入できる。

その一方でずっと以前から批判もあり、多くの愛犬家や動物権利団体などが使用禁止を訴えてきた。

身近な所では「カーミングシグナル」の語の生みの親であるT.ルーガスが、その著書 "My Dog Pulls "(2005) でこうした首輪はもちろんのこと普通の首輪も使わないようにと明記している。

法制化についてはずっと気になっていたが、今年の1月1日から施行されたドイツの新動物福祉法(Tierschutz-Hundeverordnung)で痛みを伴う器具の使用が禁止されたことをこの記事で知った。

ドイツ語で検索したところ、新法の全容と新旧対照表を掲載しているこちらの法律家のサイトがわかりやすかった。

新法では「犬を訓練、教育、または訓練する際に、犬に痛みを伴うスパイクカラーまたはその他の手段を使用することを禁ずる」という条項が新たに加えられており、これは警察犬の訓練にも適用される。

このようにして、犬に苦痛を与えるやり方が少しずつ見直されていくのは喜ばしいことだ。

わたしたちもこういう法律ができるように、声を上げ続けていきたい。

また、もしトゲトゲ首輪や、首が締まるチェーンや、電気刺激を使った吠え防止首輪などを使っている人がいたら、ここで書いたような情報を教えてあげたい。

苦痛や不快感にさいなまれる犬がいなくなるよう、できることを続けていこう。

 

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