ドッグウォーカー博士のスローライフ

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ストレス 問題行動

留守番時のトラブルには

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朝は霧が出ていたが、ふたりともゆっくりまったり楽しそうに散歩した。

昨日がいまいちだったので、その分も楽しんだ感じだ。

ふたりで2時間ちょいの散歩だった。

 

「おかえり~」

 

「おりこうさんで待ってたよ」

 

長い留守番の時は、帰ったときに噛み心地がいいおやつをあげている。

このところは大量に取り寄せたヤーコンで、犬たちも気に入っている。

生でも食べられて、ショリショリしておいしい。

キッチンの床に段ボール箱に入れておいてあるのだが、はっちゃん(秋田MIX♂8歳)はセルフサービスでいつもで食べられるのに食べない。

留守番時のトラブルとして誤飲誤食がよく取り上げられるが、うちの犬猫たちは預かりっ子も含めてそういうことはなかった。

ずっと以前に猫さんがカリカリを見つけて床に落とし、それを猫の小麦ちゃんとヨーキーのルルさんでお腹がパンパンになるほど食べていたことがあったぐらいだ。

とくにお腹を壊すことはなく、ちょっとおなかが苦しそうだった程度だった。

コードのいたずらもよく言われるが、保護子猫さんたちも含めそういうことはそもそもやらない。

ほかの安全で楽しいおもちゃを置いておき、念のため危険物は犬猫が届かないようにしまっておくと安心だ。

今の家でプロパンガスを契約したとき、庭に設置してあるガスボンベのホースを犬にかまれないようにと言われて驚いたことがあった。

お客さんの中でそういうケースがあったそうだ。

犬猫たちは人間と暮らす中で特に教えなくても人間ルールを学んでいくので、通常であればこれは危ないとかこれはやめておいた方がいいなどの判断ができる。

だが、強いストレスがかかったり、ストレス状態が長く続いたりなどすると、そういう判断ができなくなってくる。

わたしたちもストレス下で通常はやらないような奇妙な行動をすることがあるが、人間以外の動物でも同じだ。

留守番自体はストレスがかかることなので、よけいにストレス行動が出やすい。

日ごろからストレスいっぱいだと、その上に留守番ストレスが加わることで、深刻な事態に陥りやすくなる。

逆に日ごろのストレスレベルが低いと、その上にストレスが加わってもまだ余裕があるので、激しいストレス行動には至らない。

留守番の時には危険物をしまっておくなどの対処はすべきだが、それと同じぐらい大事なのがストレスマネジメントだ。

分離不安がある場合でも同様で、ストレスの原因を可能な限り減らすことで、留守番時のストレス行動が減っていく。

加えて、犬が安心してリラックスできる環境を整えてあげたい。

 

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