ドッグウォーカー博士のスローライフ

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ストレス 散歩

散歩時のおやつは危険がいっぱい

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今日の散歩では二人ともお友達に会えて大満足だった。

はっちゃん(大型犬MIX♂8歳)は久しぶりにネコのおばちゃんに会った。

見つけると「あ!」という感じで尻尾を振り始め、少し頭を低くして耳を倒しながらゆっくり近づき、体を擦り付けながら「撫でて」と言った。

しばらく会っていなかったが、変に興奮することなく礼儀正しく甘えていた。

途中で狭い道の正面から柴犬さんが来たが、あと数メートルというところで曲がったのではっちゃんは無反応だった。

ずいぶん成長したと思う。

 

一瞬走った直後なのに落ち着き払っているマルちゃん(大型犬MIX♂12歳)↓

 

 

 

今日マルちゃんは2頭連れお友達犬ちゃんに会った。

だがマルちゃんが近づいても、いつもは遠くから挨拶態勢になる中型MIXちゃんが反応しない。

というのは、ポールウォーキング集団の人たちと一緒に歩いてきたからだった。

みんなで一緒に歩いていたので、2頭は人間集団と協調行動を取ろうとしたのだ。

チラッとマルちゃんを見て、「ゴメン、今忙しいんだ」という感じで去って行った。

こういうところに犬の社会性の高さが表れている。

ひとりで列を外れるわたしとはえらい違いだ。

このあと、ウォーキング集団が土手の端っこで休憩しているときに追いついて、マルちゃんは無事に挨拶することができた。

マルちゃんがお母さんに甘えているあいだに、ゴールデンちゃんとMIXちゃんは交代でわたしに「撫でて」とやってきた。

そうこうしていると、ウォーキングの犬好きさんが「おやつをあげてもいいですか?」と聞いてきた。

すかさず「おやつはあげないでください」と答えたが、今回はとくに危険回避の意味もある。

人が20名以上集っていて、そこに犬が3頭体が触れ合う距離にいる。

マルちゃんはおやつにはそれほど興奮しないし、たぶんゴールデンちゃんもそうだろうが、和犬MIXちゃんの反応はわからないし、興奮した雰囲気のなかで小競り合いが起こることもありうる。

おやつは紛争の元なので、他の犬がいる状況では避けるに越したことはない。

おやつ禁止ドッグランがあるのは、食べ物をめぐって喧嘩が起こるなどのトラブルを回避するためだ。

マルちゃんはおやつが入っていると思われるポーチに鼻をくっつけていたが、わたしに「そろそろ帰ろうね」と言われて名残惜しそうに帰途に就いた。

はっちゃんはおやつをくれた人に再開すると興奮して飛びつかんばかりだが、おやつをくれないネコのおばちゃんには礼儀正しく挨拶する。

おやつはその犬自身に興奮ストレスを与えるだけでなく、おやつ以外のことへの注意力を散漫にしたり、判断力を鈍らせたりもする。

さらにはそれが周囲の犬や人にも危険をもたらす。

おやつは家に置いて散歩しよう。

 

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