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今朝もまた一段と寒く、霜が真っ白に降りていた。
はっちゃん(秋田MIX♂8歳)は、凍った草地の匂いをゆっくり嗅ぎまわり、わずかに残っている草をつまんでいた。
マルちゃん(大型犬MIX♂12歳)も広い河川敷に下りて、あちこち匂い嗅ぎを楽しんでいると、向こうの方に大きなゴールデンが見えた。
1頭だったのでお友達とは別の犬かと思ったが、じっと見ているとオフリードの中型犬がちょろちょろしていた。
2頭連れのお友達犬ちゃんたちだった。
マルちゃんもすぐに気づいて、速足でそっちに向かった。
中型犬ちゃんも気づいて、じっと立ったままこちらを見ている。
お互いの距離が縮まって30メートルぐらいまでくると、ふたりともゆっくり尻尾を右振りし始めた。
少しずつふり幅が大きくなって、すぐそばまで来たらふたりでプレイバウ。
中型犬ちゃんはすぐにダダっと走り始めたが、マルちゃんはゴールデンちゃんとお母さんに先に挨拶した。
動画を撮っていたらおもしろかったのにと思うが、こういうところがマルちゃんらしい。
中型犬ちゃんは、いつも短いリードで繋がれていて自由に動けないので、挨拶の時にとても緊張している。
だが今日はオフリードなので、いつもの緊張がなく余裕でマルちゃんに対面していた。
犬挨拶はオフリードが理想的だが、せめてロングリードで自由に動ける範囲を広くとるとうまくいく(もちろん他犬に過剰反応しない場合)。
遊びに誘われたマルちゃんは追いかけっこに応じたが、リードの範囲でゆっくりと、行って戻っての1往復だけ付き合った。
わたしが制止したのではなく、本人がそうしたのだ。
そうこうしていると、ゴールデンちゃんがどたっと伏せた。
散歩中にときどきこうなって、しばらく休まないと歩けなくなるのだそうだ。
この子は股関節が悪そうな歩き方をしているので、0度近い寒さの中で痛みが出ているのではないかと思う。
お腹の下から支えるサポートハーネスを使ったらいいのではないかと思うと伝えていると、マルちゃんが「もう行くよ」とピーピー言った。
大好きなお友達がオフリードでノリノリなのに、ほんの一瞬で満足らしい。
マルちゃんを迎えたときに住んでいたところでもこんな感じだった。
はっちゃんは一人遊び派だが、走るのは1往復程度でボールを転がしてあげてもそれを追って行って捕まえたら終了だ。
「ボクはぬくぬくインドア派だよ」
ドッグランなどで延々と追いかけっこしている動画を見ると、犬たちが興奮しすぎてストレスいっぱいな顔になっている。
目がぎらついて、口の端を大きく後ろに引くストレススマイルがそれだ。
ロングリードの範囲でちょっと走ったり遊んだりは楽しいし、すぐに自分でクールダウンすれば問題ない。
だが、遊びがエスカレートすると、相手犬との相乗効果でどんどん興奮していく。
こうなると、犬には大きなストレスがかかるし、その興奮を求めてドッグランに行きたがるようになり、走り回っては興奮してストレスをためるという悪循環に陥る。
吠えやリードの引っ張り、落ち着きのなさなどのストレス行動がある場合、詳しく聞いてみると走り回ったり激しい遊びをしたりしていることが非常に多い。
それらをやめると落ち着くというのも定番だ。
お友達中型犬ちゃんは、それほど激しく走り回っているわけではないが、涙やけと吠えやすさ、興奮しやすさという典型的なストレス症状があるので、ひとりでのゆっくり散歩にすると改善すると思う。
ゴールデンちゃんの脚のこともあるので、もう少ししたら切り替えてもらえるかもしれない。
犬がびゅんびゅん走りまわっているのを見て楽しそうだと思う人が多いが、犬の表情やボディランゲージをよく観察すると、そうではないことがわかる。
興奮はさらなる興奮を求める興奮脳を作り、心身を疲弊させるということも覚えておこう。
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