ドッグウォーカー博士のスローライフ

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草の種を取るときの注意

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散歩の出発時間を昨日より7分遅くしたら、散歩環境がとてもよくなって快適に歩けた。

数分の違いが大きいので慎重に調整したい。

マルちゃん(大型犬MIX♂12歳)も人通りが少ない川土手でゆったりにい嗅ぎやマーキングを楽しんだ。

 

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すると久しぶりに2頭引きのお友達犬ちゃんたちに会った。

マルちゃん、うれしくて和犬MIXちゃんのそばでプレイバウから横っ飛びしたら、迷惑そうな顔をされた。

プレイバウは静かに行うとカーミングシグナルになるが、元気いっぱいにすると遊びに誘う意味になる。

わたしはそのほかに、自分自身の喜びの表現という意味もあると思っていて、今回がそれだ。

マルちゃん、気を取り直してご挨拶に行き、なでなでしてもらってうれしそうだ。

 

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その間に匂いを嗅がれている(笑)。

ゴールデンちゃんがわたしに挨拶に来たので撫でてあげたが、草の種をたくさんつけていたのでそっと取ってあげた。

草の種を付けているとチクチクして不快だ。

少しだったら勝手に落ちてくれるが、大量についていたり毛に絡まったりしていたら取ってあげたい。

そういうときに、雑な動作で乱暴に取っている人を見ることがある。

毛に絡まった種をそのまま引っ張ったり、手でばたばた払ったりすると犬に苦痛を与える。

また、犬が興奮気味の時にするとますます興奮させてしまう。

不快感と興奮の組み合わせは噛みつきの元だ。

なので、犬が落ち着いているときに少しずつ丁寧にそっと取り去ろう。

はっちゃん(秋田MIX♂8歳)は、体にひっついた種を取られるのが嫌いだった。

ストレスレベルが高い間は完全に封印して(つまり種はそのまま放置して)、すっかり落ち着いてから家でリラックスしているときにわからないように数個ずつ取るようにしていった。

ここではあまり見ないが、実家そばに住んでいたときにはイネ科のノギがよく皮膚に食い込んでいた。

そのままにしておくと炎症を起こすので、これは少しずつ取るようにしていた。

これも「お手入れ」の類になるだろうが、お手入れのときには犬に負担をかけないように、落ち着いているときに、ゆっくり丁寧に、一度に少しずつやらせてもらおう。

嫌がらせてしまってから悪い関連付けを解消していくのは大変だ。

最初から犬に聞きながら進め、嫌がる前にやめていたらそうはならない。

嫌いになってしまったら、いったん封印してストレスマネジメントの進み具合を見ながらほんの少しずつ再開しよう。

間違っても「これぐらい我慢して当然」などと考えずに、犬の気持ちを常に尊重して接したい。

 

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「ボクは種取られるの平気だよ」

 

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