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半袖Tシャツで散歩に出ようとしたが、肌寒かったので長袖シャツを羽織った。
10月半ばにしてやっと少し涼しくなったようだ。
今朝はネコさんたちが勢ぞろいしていたので、遠くからそっと挨拶した。
はっちゃん(秋田MIX♂9歳)は堤防下の匂いチェックの時に茶トラさんに狙われていたが、すぐに通り過ぎたので事なきを得た。
帰宅後庭で一休み。
少し涼しくなったので外でも休めるようになった。
ところで、PONOPONO実践者さんは、犬の散歩中に「しつけがいいですね」と声を掛けられることが多い。
わたしも以前からよくそう言われてきた。
もちろんPONOPONOではしつけはしないので、そのように見えるということだ。
ちなみに「目がやさしい」と言われることもしばしばある。
他方でSNSを眺めていると、「隣の犬がよく吠えるのでちゃんとしつけしてほしい」というような書き込みをよく見る。
吠える=しつけをしていないという考えが一般化しているようだ。
だが、何度も書いているように吠えはしつけとはなんの関係もない。
一日中吠えていたり、真夜中にも吠えていたりする場合はとくに、重度の慢性ストレスが原因であることが非常に多い。
わたしがカウンセリングしたケースで印象的だったのは、文字通り一日中吠えているミニチュアダックスさんだ。
ほんの些細な刺激で吠えだすと、なかなか吠え止まずにしばらく吠えている。
やっと吠え止んでもまた別の刺激で吠え始めるという具合で、近所からも苦情が来ていた。
さらに噛みつきもある。
ここまで吠えがひどい場合はなにか深刻な問題があるのでそれを探った。
高齢だが元気な女性がお世話していて、接し方には大きな問題がなさそうだった。
他方で環境はというと、閑静な住宅街の広々とした二階建ての家で庭もあって小型犬と住むには悪くない、というか都会ではかなり恵まれている。
ところが、ダックスさんとその女性は日当たりのよくない6畳ほどの広さの部屋に閉じこもって暮らしていた。
同居している息子が犬嫌いで、他の部屋に出すなというのだそうだ。
息子の妻は優しくて理解があるが、夫には逆らわずに懐柔しながらごくわずかの譲歩を得ていく方式だ。
さらに女性は息子の肩を持って妻を悪く言っており、人間関係もかなりややこしそうだ。
ひとことで言えば家族中がストレスをためている状態なのである。
極端な吠えや噛みつきなどのストレス行動は、犬のトラウマ体験によるものに加えて、このような同居家族のストレスによるものもよく見かける。
後者の場合は、家族のメンバーにあまり自覚がないこともあるので、そうなると原因をなくすことが難しくなるのでなかなかやっかいだ。
このダックスさんは、息子の留守中に他の部屋を開放してもら、息子の妻に家族関係の調整を頑張ってもらうことで過剰な吠えが大幅に減った。
刺激があると吠えるが吠え止むまでの時間が短くなり、吠えていない時間が大幅に増えたのだ。
こういうケースでしつけ的なことをすると、家族のストレスも犬のストレスもさらに増大して事態がよりいっそう悪化するだろう。
いわゆる「問題行動」の改善に必要なのはしつけではなく、環境と接し方の見直しによるストレスマネジメントだ。
ブログ読者さんはよくご存じだと思うので、知り合いや友人などにも話のついでに広めていただきたい。
犬とその同居人が誤解されている状況が少しでもよくなってほしいと願っている。
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