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昨夜から風が出てきて気温が下がったが、明日はさらに風が強まって寒くなりそうだ。
能登半島の被災地では明日にかけて大雪になるようで、状況はさらに厳しくなる。
被災された方や動物たちが無事にこの惨事を乗り切れるよう、また早く日常生活に戻れるよう願っている。
うちは隙間が多い古家なので、朝は室温が外気温と変わらないほど下がる。
ベッドから出るのに苦労するので、起きる前にヒーターが点くようにタイマーを設定している。
イナちゃん（白黒猫♂10か月）はヒーターが点くとその前で暖を取るが、少しするとわたしのところに来ておはよう儀式をする。
まず胸の上に乗ってニャーニャー鳴き、鼻に自分の鼻を突っ込んでぐりぐりし、顔をこすりつけてまったりするかと思いきや、ほっぺたに噛みつく。
そして耳を倒して手を齧りながら、後ろ足でけりけりする。
痛いので起きざるを得なくなり、こうしてイナちゃんのが思う壺にはまる。
毎日繰り返される儀式だが、犬猫たちは人間を起こそうとさまざまな工夫を凝らす。
キキさん（サビ猫♀2018年没）は若いころ、お腹の上に勢いよく飛び乗って、髪の毛を噛んで引っ張って激しく起こしてくれていた。
それを見たルルさん（ヨーキー♀2017年没）は、お腹の上を行ったり来たりしたのち頭を高速で掘るという起こし方を考案した。
うわー勘弁してくれと思いつつ、幸せをかみしめる瞬間だ。
だが生涯ずっとずっとこんな風にしていたかといえばそうではなく、年を取ってくると激しいことはだんだんやらなくなり、マイルドなやり方に移行していた。
それも個体差があるだろうが、やんちゃな行動は年齢とともに減っていく傾向があるというのは言えるだろう。
なのでちょっと困ったなと思うような行動でも、ストレス行動でない限り、また犬猫たち自身が困ってない限りは、期間限定と思って楽しんだ方がいい。
元気にいたずらをしてくれるのはありがたいことだ。
そう思っていると、うるさく思ったり叱りたくなったりしなくなるだろう。
犬猫たちとの暮らしは楽しんでこそだとわたしは思っている。
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