ドッグウォーカー博士のスローライフ

命令をやめて犬と仲間になろう!しつけをしない犬育て、問題行動への対処法、文献紹介など

犬の気持ち 生活の質向上

自信に満ちた安定した犬になってもらうには

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一時預かり中のイナちゃん(白黒猫♂4か月)は、夜寝るときわたしのベッドの足元に横になる。

夜中もそのまま一緒に寝て、毎朝5時頃にわたしを起こしてくれる。

今朝も起こされて目を開けるとイナちゃんの姿が見えない。

どこだろうと思ったら、床で長くなっていた。

 

 

いつもかわいい姿を見せてくれてありがとう。

朝ご飯を食べてひと遊びすると、タイルの上で涼む。

 

 

 

最近、イナちゃんのファンがひそかに増えつつあってうれしい。

いまの元気のまま大きくなって、病気を克服してほしいと毎日思っている。

猫の場合は犬のようなトレーニングをされることが少なく、犬に比べて自由に過ごしていることが多いが、犬は人間の言うことを聞いて当たり前であるかのように思われているのが残念だ。

とくにトレーニングなどしていないという人でも、オスワリやお手などの命令に従わせたがったり、人間がリーダーにならないといけないとか、人間の方が偉いとわからせないといけないなどと考えていたりする。

言うことを聞かせるというのは、言葉を変えれば支配するということだ。

人間が支配し、犬は人間に従属する。

はっきりそう意識していなくても支配に変わりはない。

人間同士の関係でも、支配従属関係が形成されることがしばしばある。

社会関係はもちろんのこと、親子、夫婦、友だちなど身近なところでもよく起こる。

とくに親子の間で幼少期からこの関係に組み込まれると、全生涯を通じてその悪影響に苦しむことになる。

支配従属関係に付きものなのが共依存だ。

支配される側は、支配者の意思に沿うように行動するので、自分自身がどう感じ、どう考え、どうしたいのかという主体性をなくしていく。

支配する側は相手の行動をコントロールすることに自分の存在価値を見出すので、支配対象を必要とし相手に依存する。

犬と人間の場合は明らかに権力の偏在があるので、犬は支配される側になる。

支配される側は相手の意思や意向で動くので、その相手がいなくなると途端に不安になって、どうしていいかわからなくなる。

ずっと命令ばかりされていた犬が、PONOPONO犬育てで自由にしていいよとなったときに呆然と立ち尽くす、という光景を何度も見てきた。

非常に胸が痛む。

そういう犬は全般的に不安が非常に強いので、回復にとても時間がかかる。

だが命令をやめて自由裁量の範囲を拡大すれば、時間がかかっても次第に自分らしさ、犬らしさを取り戻していくので心配はいらないし、そこに犬のたくましさを感じる。

自分はこう思う、こうしたいということを人間に主張して、自分で判断して自分の行動を決める、それが犬らしい犬だとわたしは考えている。

そういう犬は精神的に安定していて、自信に満ちている。

日々の生活の満足度が高く、幸せに暮らすことができるのだ。

命令をやめ支配をやめて、犬の意思や自由を尊重すれば、かならずニコニコになれるので、ぜひ皆さんも取り組んでいただきたい。

 

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