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高齢犬に生き生きと過ごしてもらうには

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手首のプレートを抜く手術のための事前検査に行ってきた。

心電図の時に地元でもインドでもジェルを塗られたが、この病院では塗らず。

身長体重測定も全自動のデジタル式だった。

局所麻酔で日帰り手術にしてもらえるように交渉したらOKが出たのでとても助かった。

全身麻酔も入院も嫌すぎる。

意識がある中で医師と相談しながら手術を進められるのは安心だ。

検査室の入り口にはそれぞれステキな絵が書いてある。

 

 

尾崎文彦という画家の作品で、サイトを訪れてみたら素晴らしい絵がたくさんあり、犬猫の絵は可愛らしさが滲み出ていた。

https://ableartcom.jp/ozaki-fumihiko/

今日はこれが一番の「いいね」だった。

認知症の両親と一緒にいると、これが犬だったらどんな風になるだろうと想像してしまう。

認知症じゃなくても加齢により若い時ほど我慢ができなくなる。

これは人でも犬でもネコでも同じだ。

そういえばネコのキキさん(さび猫♀享年22歳)も晩年ごはんが待てなくて大声で鳴くようになっていた。

犬の認知症の症状も人間と同様で、昼夜逆転、徘徊、鳴き続け、夜鳴き、感情の起伏が激しくなるなどがある。

アルツハイマーの父はまだこの手前だが、物忘れが激しいとか、以前できていたことができなくなる、排泄のコントロールが弱くなるなどがある。

人間は気付きやすいが、犬の場合は軽度の時には気付きにくいのではないかと思う。

予防ができたらいいが、確実に防ぐのは難しい。

それでも社会的接触を確保して、適度な運動(散歩など)をして、安心できる環境でリラックスして暮らすというのは、人にも犬にも大切なことだ。

発症してからもこのようにしていると、症状を軽減することができる。

ちなみに父は私がきて社会的接触が増えたら、ずいぶん元気になってほとんど起きているようになった。

鬱っぽい症状が軽減したのだ。

犬だったら大好きなお友だちとの交流に同じ効果がありそうだ。

不安が症状を悪化させるのも共通している。

不安の原因はそれぞれなので、よく観察して安心して過ごせるようにしてあげたい。

高齢になるとますますストレスマネジメントが重要になると実感している。

 

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