ドッグウォーカー博士のスローライフ

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インド訪問記

社会化不足とは関係ないよ

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一昨日から朝遅めに出て、バイクに拾われないようにしてみた。

朝から人と会ってバイクで緊張するのはどうもストレスになるからだ。

また歩いて行くと方式に戻してみると、リラックスできて気分がとても良くなった。

実際、自然豊かな場所を歩くのは精神衛生に非常に良いことがわかっている。

アニマルエイドは郊外にあるのでずっとのんびりした風景を楽しめる。

ここはあと1kmぐらいの場所。

 

塀に描かれている絵もいい。

 

施設のそばに来ると、わたしの姿を見つけたお友だちにわんこさんが挨拶に近付いてきた。

 

 

「ナマステ!」

 

ゆっくり撫でてあげたが、こういう楽しみもあるのでやはり徒歩で来ようと思う。

今日は雄牛や水牛がいる大きな動物エリアに行った。

必ず「撫でて」とやってくる大きなウシさんたちがいるが、子ウシさんたちも負けていない。

わたしの手が空くのをよく見ていてすかさずやってくる。

 

撫でていたら横になった。

 

ホスピタルエリアでは、手術したばかりのわんこさんがいた。

 

 

縫ったばかりのようだが、犬舎に入るとぐいぐい甘えてくる。

少し前まで路上にいたはずなのに本当に人懐っこい。

アニマルエイドの動画で見たとおりだが、にもかかわらずいちいち驚く。

観察していると人と暮らしていて捨てられた純血種かそれに近い犬の方がリアクティブ(反応しやすい)な傾向がある。

ストリート犬たちは警戒心は強い個体が多めだが、顔なじみになった人間には友好的だ。

犬同士もおおむね上手くやっているが、犬密度が高いエリアでは小競り合いがよく起こっている。

ホスピタルエリアもその一つだ。

自分の犬舎の前に他犬が来ると口をCの字にして怒りながら吠える犬も多い。

それでも人間には友好的で、落差がおもしろい。

自分の居場所に近づく未知のあるいは好ましくない相手に対して吠えて追い払おうとするのは犬の習性であることがよくわかる。

実際人間はこの習性を利用して番犬にしてきたのだ。

これが社会化不足のせいだと誤解されることもありそうだが、人にも犬にもよく社会化しているストリート犬たちにも普通に行っているので社会化不足とは関係ない。

習性による犬らしい行動をしつけやトレーニングで変えようとするのは、横暴がすぎるとわたしは考えている。

警戒したり吠えたりしたときに、人間が取りなせば落ち着くというのも犬らしい行動だ。

ストリート犬たちもそうだし、うちの犬たちも、ほかのPONOPONO仲間犬たちもそうだ。

これは決して難しいことではなく、人間が相手をチェックして犬に説明し、相手と応対すればいいだけなので誰にでもできる。

人間が気に入らない行動をすぐに変えようとするのではなく、犬の習性を尊重して受け入れながら、犬に負担がない方法を考えてみていただきたい。

 

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