ドッグウォーカー博士のスローライフ

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警告を無視すると痛い目に合う

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昨夜も横倒しでスヤスヤ寝ていたはっちゃん(秋田MIX♂10歳)。

せっかくよく寝ていたのに、勝手口側の庭からガサガサと怪しげな音が聞こえてきた。

何者かが潜んでいる気配にはっちゃんも起き出してきた。

人間だったら怖いので、キッチンの窓から懐中電灯で照らしてみたがよくわからない。

目を凝らしていると、イノシシのフガフガいうような呼吸音が聞こえてきた。

「あー、イノシシさんが来たんだね」と話して、安心してまた眠りについた。

はっちゃんは匂いでわかっていたかもしれない。

今朝はちょっと蒸し暑かったので、いつものコースのあとのおまけ散歩を途中で切り上げたはっちゃん。

 

 

家の前まで帰ってくると、耳を前に向け頭を上げ前方をじっと見ている。

もしやイノシシさんがいるのではないかと思ってあたりを見回したが、大きな生き物がいる気配はない。

ふと目線を下に向けると、そこにいたのはカメさんだった。

 

「あ、カメさんがいるよ」。

 

「ちょっと寄ってく?」

 

カメさんは警戒して首を引っ込めていたので、怖がらせないように庭に入った。

昨日の朝は隣の黒ネコさんが遊びに来ており、ときどき夜中にも小動物が来ているので、人気スポットになっているのかもしれない。

ところで、赤ちゃんゾウさんの「愛らしい行動」の動画がニューズウィーク日本版で紹介されていた。

記事はこちら→https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/06/post-98835.php

どんな行動かというと、「モックチャージ」といって相手に突進するフリをするというものだ。

記事ではこのように説明されている。

「子ゾウは立ち止まって撮影者をじっと見つめると、耳をバタつかせながら突進してくる。しかし近づくにつれてスピードを落とし、進路を左に変え、最後には茂みの陰へと隠れてしまう」。

最初に頭を高く起こし右前足を上げているが、これは他の動物の警告の合図と同じだ。

リンク先の論文を読むと、モックチャージは侵入者への警告サインであり、これがうまくいかないとわかったらさらに本格的な攻撃へと移っていく。

それに対しリアルチャージ(本気の突進)は合図なしにさっと行動に移す。

モックチャージはアフリカの子ゾウが観光客に対してよく行っていることが観察されているが、他のおとなのゾウ達が知らん顔しているところから、遊びの一環ではないかということだった。

突進や攻撃のフリをして警告するというのは他の動物もよくやるし、犬も同様である。

いきなり攻撃せずにまずは警告して相手の出方を観察する。

他方で獲物をしとめるときには、何の警告もなしに俊敏に喉元を狙って殺しに行く。

マルちゃん(大型犬MIX♂2021年没)は、のんびりぶらぶら歩いていると思ったら、いきなり前触れなしにバババッと突進して、あっと思ったときにはボキッと鈍い音とともに即死した犠牲者が口に咥えられていた。

本気で攻撃するときには警告はしないものだ。

ずっと以前に読んだオオカミの本では、人間と出会ったときにその人が脅威でないか確認するために膝に軽く噛みついてくると書いてあった。

そのときにオオカミを脅かすようなことをしたら大変な目に合うが、じっとしていればそのうちにスルーされるということだった。

犬の場合は様々なカーミングシグナルを出すところから始まり(突然の大きな脅威に対しては省略する)、唸る、吠える、突進して飛びのく、軽く噛む、強く噛む、非常に強く噛み、噛んで頭を振るなどのようにエスカレートしていく。

だがいつも書いているように、最初の警告の段階で撤退していればそれより先には進まない。

うっかりして犬にとって突然の脅威と認識され、急に噛まれるというような事態になったときでも、フリーズしてカーミングシグナルを出すことでさらなる攻撃を防ぐことができる。

わたしもこれまで何度かよその犬に噛まれたことがあるが、いずれも軽傷だったのはカーミングシグナルのおかげだと思っている。

いまだに「動物に攻撃されたら相手よりも自分が強いことを示せ」というようなことが、犬についてもほかの動物についても言われることがあるが、これは悪手でしかない。

相手は脅威になるかどうかを見極めているので、そんなときに「自分は強いんだぞ」というディスプレイをするのは愚の骨頂だ。

脅威にならない相手とわかればスルーするのが正しい生き残り戦略である。

人間は弱い者いじめが好きなので、相手が弱いといじめてやろうと考えるが、それを人間以外の動物に当てはめてはいけない。

犬と接するときはいつもカーミングシグナルを出して、「脅威を与えませんよ、友だちですよ」というメッセージを送りたい。

そして「それやめて」と警告されたら、「ごめん、ごめん」と速やかに撤退しよう。

 

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