ドッグウォーカー博士のスローライフ

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日常のこと

胸水もたっぷりたまっていた

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昨日は元気がなく呼吸が早くて苦しそうだったはっちゃん(秋田MIX♂10歳)。

夜中は何度も起きて立ち上がり、ハァハァしていた。

朝も同じ状態だったが散歩には行くという。

歩き始めると「楽しいね!」と振り向いてにっこりした。

だるくても笑顔のはっちゃん。

お宝のカラスの羽を見つけ、しばし齧って遊ぶ。

 

 

楽しいことがあってよかった。

だが絶対外さないネコさんポイントには行かずに、途中で「もう帰ろうかな」と家に向かった。

これはやはりかなり具合が悪いということだ。

帰宅すると、お気に入りの木の下に入ったものの横になれずに立ち尽くしている。

いよいよまずい。

近寄ってみると、舌が紫色でチアノーゼになっている。

 

 

すぐに動物病院にネット予約を入れて、はっちゃんの様子を観察しながら出発を待った。

病院までの時間を記入すると、そろそろ家を出てくださいというメールが来るので便利だ。

はっちゃんにも「ちょっとしんどいね、病院に行ってまた水を抜いてもらおうね」と何度か声をかけておいた。

さざ出かけようとはっちゃんのそばに行くと、大喜びで尻尾フリフリで「さぁ、病院に行こう!」と元気いっぱいだ。

これは病院に行かなくてもいいのではと一瞬思ったが、いやいやチアノーゼを起こしているし呼吸も荒いしと行かないと、と車に乗り込んだ。

はっちゃんはとくにちょっと具合が悪いときには、喜んで病院に行こうとする。

病院に行くと楽になるとわかっているのではないかといつも思うが、今日はとくにそう思った。

道路も病院もいつもより空いていたのはラッキーだった。

主治医ははっちゃんを見て、舌が紫だし呼吸も頻回なのでまた心嚢水を抜きましょうとすぐに準備に入った。

30分ほどしてから診察室に入ると、元気なはっちゃんがいた。

いつもぐったりしているのではないかとドキドキする。

今回は心嚢水だけでなく胸水まで溜まっていて、それが心臓と肺を圧迫していた。

しかも抜いた液体が1リットルもあった。

 

 

前回は1週間で500ml溜まっていたのだが、今回は5日で1000mlである。

これはよくない兆候ですねと言われ、利尿剤を追加処方された。

心嚢水や胸水を抜くときには、人間は局所麻酔をするが犬は無麻酔だ。

痛くてつらい処置なのですごく嫌がっているのではないかと思い、保定を担当したいつもはっちゃんをかわいがってくれる看護師さんに聞いてみた。

すると、「はっちゃん全く動かずにずっとじっとしていましたよ」と言われた。

尿石症のときにもつらい処置に協力してくれたが、今回もとても頑張っていたのだ。

車に戻ると前回同様、「ボク、頑張ったよ!」と報告してくれた。

 

 

はっちゃん、本当にけなげだ。

やはり水を抜くと体が楽になるのだろう。

顔色がよくなって目に力が戻ってくる。

心嚢水は抜かないと溜まり続けるし、溜まりすぎると心肺を圧迫して死亡することがある。

原因がかなり進行している癌なので止血剤もあまり効かない。

なので、当面はステロイドで症状を緩和しながら定期的に抜きに行くというのを続けるしかない。

水が溜まっていなければそこそこ元気に散歩が楽しめるので、小康状態が続くことを願っている。

なお、帰宅後は少し元気になって庭でくつろいだり草を食べたりしている。

みなさんには多大なご心配をおかけしているが、引き続き見守っていただきたい。

 

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