ドッグウォーカー博士のスローライフ

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噛みつくのは私のことが嫌いだから?

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数日前から吐き気がぶり返していたはっちゃん(秋田MIX♂9歳)だが、ファモチジン(制酸剤)の追加で収まったようだ。

オェーッということがなくなったので(何も出ない)、かなり楽になったと思う。

今朝は雨雲に覆われた怪しげな天気だったので、「散歩はどうしようかな」という感じだった。

デスクワークをしながら待っていると、いつもより30分遅れぐらいで「そろそろ行くよ」と言う。

雨が降りそうに見えたが、はっちゃん予報は常に正しいので出発した。

するとやはり正解で、帰宅したぐらいから晴れて暑くなってきた。

雨にも降られずに涼しい時間に散歩できて、予報の正確さに唸らされた。

わたしはそのあと自転車で街に出かけ、暑さでヘロヘロになった。

 

狭い道をブロックしてしばし休憩。よく

「お約束のゴロンゴロンもね」。

 

ところで、タイトルの「噛みつくのは私のことが嫌いだから?」は、実は意外とよく聞かれる質問である。

噛みつきは力で相手を制圧するための行動で、言ってみれば武力行使のようなイメージで語られているような気がする。

人間(とくにおとな)は日常生活で噛みつくことはほとんどないので、よくわからないのかもしれない。

というのは、人間は二足歩行で手を使う上に多様な道具を駆使するので、口を使って噛む必要がないことが多いからだ。

四足歩行動物の口は、人間の手の役割も果たしていると思えばちょっと理解しやすくなるだろう。

物を運ぶときにも使うし、他者と交流するときにも使う。

そのときに軽くくわえたり噛んだりする。

ウルフパークのオオカミの動画を見ていると、マズルをくわえ合っているシーンを見るが、これはコミュニケーション行為の一部だ。

子犬や子猫がきょうだいたちとじゃれて、噛みつきあいをしている姿を見たことがある人は多いだろうが、このように遊びの一環として軽く噛むこともある。

おとなになると嚙まなくなってくるが、その代わりに遊んでいるときに噛むふりをしたり歯をむき出したりする(しない犬もいる)。

こういう遊びとしての噛みを見分けるには、ボディランゲージの観察が必要だ。

前足を伸ばしてお尻をあげるプレイバウの姿勢や、ジグザグ横っ飛び、動きを止めてフリーズする、お辞儀する、などを時折挟んでいたら遊んでいるということだ。

ただし遊んでいるうちにエスカレートしてどちらかが不快になることもあるので、絶えず変化するボディランゲージに注目し続けたい。

興奮したときには噛む力が強くなる(力のコントロールが弱くなる)ことが往々にしてあるし、興奮からイライラして八つ当たり的に噛むこともある。

「甘噛みが痛い」というのは、こういう状況に陥っているときが多い。

激しい遊びで興奮して噛みつきが強まっているということだから、興奮する遊び(ボール投げや激しい引っ張りっこなど)をやめればやがて収まる。

日常的に興奮する遊びをしているとすぐに興奮スイッチが入るようになり、そこから興奮噛みが始まるのでやらないようにしたい。

自由に行動できる環境にあるストリート犬などを見ていると、若い犬以外は走り回るような遊びはあまりやらないし、若い犬でも遊びがエスカレートしてきたらさっとその場から離れたり休憩したりなどして興奮が高まりすぎないように調整している。

それに対し人間は、犬をどんどん興奮させて噛みつかせている。

これらは遊び関連だったが、他に人間が攻撃されたと勘違いしやすいものに、お手入れ時の「やめて」という制止の噛みがある。

人間は相手にやめてほしいときに手で止めようとするが、犬は口でそれを行う。

相手がなかなかやめてくれなかったら手でつかんだり押したり、それでもだめなら叩いたりなどするが、犬も同じように軽くくわえるから強く噛むまでの範囲で自分の思いを伝えようとする。

お手入れ時には、人間はたいてい犬の意向などお構いなしに無理やりやろうとする。

最初のうち犬は、唸りの警告に始まって、人の手に口を当てたり軽くくわえたりなどして止めようとするが、人はその意味に気づかなかったり気づいても無視したりするので、やがて強い噛みへと発展していく。

お手入れ以外にも、その犬にとって嫌なことを日常的にされていたら、常に噛みついて身を守ろうとするようになり、さらにはただ人がそばを通っただけでも噛みついて追い払おうとするようになったりする。

この状態で「私のことが嫌いなんでしょうか?」と聞かれたら、「嫌がらせしてくる人のことをあなたは好きになれますか」と答えるしかない。

ただし、嫌いだから噛んでいるのではなく、嫌なことを止めてほしくて噛んでいるということはよく理解しておきたい。

こういう不幸な事態は、最初の段階で気づいてやめていれば防ぐことができる。

それに噛みつき行動が頻繁に出てしまっていても、人間が嫌なことをしないようにすれば少しずつ噛まなくなっていく。

ストレスや興奮は噛みつきのきっかけになるので、それらを避けることも重要だ。

人間は犬の意図を誤解して、そこから不適切な接し方をしてしまうことが往々にしてある。

噛みつきはその典型なのでとくに気を付けたい。

 

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