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やっとよく晴れて暖かい日が到来した。
はっちゃん(秋田MIX♂9歳)は朝早くから元気に起きてきて、「散歩行くよ!」とノリノリだ。
少し早めに家を出ると日差しが暖かくてとても気持ちがよかった。
久しぶりにわたしも楽しめる気温だった。
匂い嗅ぎとサラダバーを堪能中。
「ネコさんたちにも会えたよ」とゴキゲンだ。
家に帰ると日向ぼっこしながら歯磨きガムを味わう。
毎日こんな天気だといいのにと思うのはわたしだけで、はっちゃんは寒くても十分楽しんでいる。
ところでユーチューブの動画を見ていたら若い大型犬がひっきりなしに気を引くように吠えて、同居人がお手上げになっているというシーンが流れていた。
外に向かって警戒して吠えるのではなく、少しイラつきながら人間に向かって何かを訴えている感じだ。
人間家族はいちいち「静かに」とか「やめて」など言っているが一向に改善しない。
室内は人間仕様にきれいに整えられており、そこで一日の大半を過ごすのは若い犬にとっては退屈だろう。
そう思って見ていると、獣医師のアドバイスでコングなどのおもちゃを複数用意し、外遊びを増やすことで改善したという結末になった。
実はわたしも似たようなケースを何度も見たことがある。
とくに実家近くで何度もレッスンしたマルチーズさんが印象的だった。
ペットショップから迎えて1か月ほどたった時だったと思う(保護犬を強く勧めた聞き入れてもらえなかった)。
とにかくよく吠えて室内を走り回って全く落ち着かない。
部屋は先住老犬のときのままで、子犬の好きそうなものは何もなかった。
そのお宅は広いウッドデッキがあったので、そこを犬スペースに整えて落ち葉や小枝、松ぼっくりや草など、自然のおもちゃをいろいろ置いておいた。
するとそこで自分で工夫しながら遊んだり、外を眺めながら匂いや音などを楽しんだりして、イライラ行動が一気に落ち着いた。
刺激不足だったのだ。
刺激というのは外で暮らしている動物が五感に感じる程度のものを指すが、室内ではこれらから完全に遮断されてしまう。
庭があれば犬を庭に開放するだけでさまざまな刺激を得られるが、なくてもベランダやウッドデッキに出るだけでもずいぶん違うだろう。
とくに幼犬時代にはさまざまな刺激にさらされながら、自分でどんどん世界を探索することで心身ともに健全に成長していくのだが、この時期にペットショップの陳列ケースに入れられるなどで刺激が不足するとさまざまな点で発育が妨げられる。
陳列ケースほど極端でなくても、何もない室内に閉じ込められてしまうと退屈からストレス行動が増えていく。
なので、もちろん安全に配慮しながら、できるだけ自分で世界を探索できる状況に置いてあげるようにしたい。
はっちゃんは元気いっぱいのキレやすいパピーだったので、退屈はご法度だった。
そこで疲れないように気を付けながら、近所の原っぱや河原などによく連れ出していた。
するとチビはっちゃんは、草花を匂ったり、虫を追いかけたり、地面を掘ったりなどして、まったり楽しそうに過ごしていた。
犬が退屈していると見るや、コングやボール投げや引っ張りっこのような、人間目線の刺激を与えるということがよく行われているが、それよりも犬にとって自然な刺激を受けられるようにしてあげたほうがずっと犬のためになるとわたしは考えている。
ちびっこギャングだったはっちゃんを思い出しても、コングや引っ張りっこなどで満足したとは到底思えない。
自由行動犬が経験するような多様な刺激を安全に提供するのが犬を囲い込んだ人間の務めではないだろうか。
それにより人間との同居生活によるストレスも軽減され、生活の質が向上して幸せ度がアップするだろう。
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