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今朝はさすがに水たまりに薄氷が張っていた。
去年住んでいたところでは毎日厚い氷が張っていたので、それに比べたらずっといいがわたしには寒すぎる。
はっちゃん(秋田MIX♂9歳)は余裕で、寒風に吹かれながらゆっくり休憩する。
わたしは熱っぽくて頭痛がするのでどうやら風邪を引いたらしい。
この寒波が去るぐらいまでは不調が続きそうだ。
さて、最近では「叱らずに褒める」しつけが主流になりつつある。
「いうことを聞かなければ罰する」しつけが減ってきたのは喜ばしいことだ。
だがその一方で、叱らずに褒めてもうまくいかないという話もちらほら聞こえてくる。
わたし自身は、まぁそうだろうなと思っている。
罰する方式は恐怖による支配なので即効性があるが(その副作用は甚大だが)、褒める方式は罰に比べて即効性は少ない。
即効性というのは、その行動をしなくなるという意味においてだ。
PONOPONOではもちろん罰は使わないが、一般的によく行われているような「好ましい行動をしたら褒める」ということもしない。
褒めるのは罰と違って甚大な副作用はないが、そもそもそういう人間中心の考え方はしないというのが正確なところだ。
犬が吠えるとか噛みつくなどの行動をした場合、どうしたらその行動をなくせるかと考える人が多いだろう。
だがここからそもそも違う。
PONOPONOでは、その行動によって犬は何を伝えようとしているのかをまず考える。
意図がはっきりしている場合もあればそうでない場合もあるのでそれを見極めることも必要だ。
犬の気持ちや考えを理解しようとし、それに応えるということが最も大切なことであって、それなしに自分がやってほしい行動を褒めてもうまくいくはずがない。
こういう話を今でもよく聞く。
人気犬種の小型犬の子犬をペットショップから迎え、言われたとおりに最初の1週間ケージに入れていたが夜泣きが続く。
ケージから出したらノンストップで駆け回り、あちこちおしっこする。
そのうちに噛みつくようになって困り果てていると。
ずいぶん前に実際に見た、母の友人のマルチーズさんもまさにこのケースだった。
この状態の犬に対して、静かにしていたら褒めるということをやっても大した効果はないだろう。
なぜ走り回ったり噛みついたりしているのか、どんな気持ちでそうしているのか、何を伝えようとしているのか。
それを理解するには、その犬が生まれてから現在までの環境を知る必要がある。
それとともに、犬の習性、犬の行動についての知識も必要だ。
販売されている犬は基本的に犬の習性に基づいた行動を大幅に制限された環境で、はっきり言えば虐待的な環境で育ってきている。
法規制が依然として非常に緩いので当然だ。
家庭に迎えられた後も、ケージ隔離という犬の習性を無視した虐待行為によりトラウマが上塗りされる。
哺乳類は一定期間を親きょうだいと一緒に過ごすが、販売されている犬のほとんどはそれがかなわない。
犬は人間とも親密な関係を築くほど高度に社会的な生き物であるが、ケージ隔離ではそれもかなわない。
親きょうだいから引き離されて過酷な環境を生き延びてきた傷ついた子どもが、新しい環境で唯一のよりどころの人間からまた隔離され、その上自由を奪われるのだ。
子どもの成長に必要な自由な探索もできない。
ストレス行動が出ないほうが不思議だ。
褒めるとか褒めないとか以前の問題である。
これはパピーの例だが成犬でも同じだ。
ストレスやトラウマに苦しんでいる犬の叫びに気付くことがまず第一の課題だとわたしは考えている。
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