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今日も暖かくて風もなかったので、快適にのんびり散歩を楽しんだはっちゃん(秋田MIX♂9歳)。
日差しが少なかったのでずっと部屋で過ごしていた。
天気がいいと庭にいる時間が増えるが、基本的にインドア派だ。
冬になるとわたしはいつもお腹が冷えて体調が悪化する。
胃腸の働きが弱まって、免疫系の活性が下がる感じだ。
このところそんな状態でお腹が痛い。
そこで冬場はいつもお腹に湯たんぽを入れているのだが、腹部の不快感は軽減されるのでその程度の効果はあるように感じている。
寒い時期に体を温めるのは健康のためには大事なことだ。
室温を適温に保つというのも大事で、人間よりも低い位置で生活する犬の居場所には冷たい空気が溜まっているかもしれない。
寒さの感じ方には個体差があるので、自分の犬が快適な温度というのを見極めたい。
ペット用ヒーターやホットカーペット、湯たんぽなどを犬ベッドに仕込んでおくと手軽に暖を取れる。
だが暖を求めてベッドにばかりいると活動性が下がる。
そんなときには、動いているときの冷え対策も行ったほうがいいかもしれない。
うちではルルさん(ヨーキー♀2017年没)が寒がりで、とくに保護後数年は冬場はつなぎのようなすっぽり着られる服が必要だった(脚に障害があったので冷やさないため)。
それにより寒くても少しずつ動けるようになっていった。
同時に全身の健康状態も回復していき、腹巻きから服なしへと進化していった。
昨日のコメント欄で腹巻きに関するご質問をいただいたので、ここで少し腹巻きについて書いてみたい。
腹巻きは効率的に保温するのに有効な方法であり、覆われる部分が少ないので服を嫌がる犬にも受け入れてもらいやすい。
わたしのように胃腸が弱い犬、高齢犬、泌尿器疾患や関節炎などを持っている場合には、犬が嫌がらないのであればという条件付きで試してみてもいいと思う。
とくに問題がない健康な犬、はっちゃんのような暑がりな犬、ひどく嫌がる犬にはやめておこう。
ルルさんはちょうどいいサイズのものを母に編んでもらったが、今はさまざまなタイプの腹巻きが市販されている。
締め付けが強いと血流を妨げ犬に不快感を与えるので、ちょうどいいサイズを選ぶことが大切だ。
それと初めて使う場合はとくに、締め付け感がわかりにくく着脱のときに嫌がられるリスクもあるニットよりは、マジックテープで止めるタイプの方がいいように思う。
例えばこのようなタイプだ。
まずは犬がリラックスしているときに、ごく短時間着けてみよう。
その時間を少しずつ伸ばしていくと受け入れやすくなる。
嫌がるようなら素材を変えて試してみるというのもありだが、体が覆われること自体が嫌ということもあるので、そういう時は潔くあきらめよう。
受け入れてくれた場合でも着けっぱなしにせずに、暖かい時間や寝るときやには外すようにしたい。
犬によく聞きながら多面的な寒さ対策をしてあげて、快適に過ごしてもらいたいと願っている。
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