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強風が吹き荒れていたが、昨日雨で散歩に行けなかったはっちゃん(秋田MIX♂9歳)は、「早くいこうよ」とノリノリだった。
チェックポイントをくまなくまわったのち、地震の時に怖い思いをしたミミズフィールドにも足を延ばした。
ようやく行ってみる気になったようだが、チェックだけしてミミズは食べなかった。
「今日はミミズの日じゃないからね」。
そしていつものゴロンゴロン。
おととい置いておいた流木のかけらを探し出してしばし齧る。
「帰りに齧るのがいいんだ」。
風は強かったがほとんど影響なく楽しめたようだ。
さて、先日朝日新聞の太田匡彦氏の記事を紹介したが、今日もヤフーニュースに「犬1000匹劣悪飼育の業者、なぜ営業を続けてこられたのか 『暗部』隠す生体販売ビジネス」という記事が掲載されていたので取り上げたい。
先月、松本市で犬を劣悪な環境で約一千匹も飼育していた「アニマル桃太郎」の社長と社員が逮捕された。
犬たちは狭い場所に詰め込まれ、衰弱したり病気になったりしてもそのまま放置されていた。
こうした業者が営業を続けられる背景には、犬猫の生体販売ビジネスがあると太田氏は言う。
現在日本には、大規模ペットショップチェーンが10社以上あり、1社あたり毎年1万~4万匹程度の子犬・子猫を販売しているというからその数は膨大だ。
犬猫の仕入れ先は競り市であり、アニマル桃太郎も繁殖した子犬を競り市に出荷していた。
実際に多くのペットショップチェーンがアニマル桃太郎の子犬を落札していたという。
アニマル桃太郎のような繁殖業者を繫栄させているのは、全国展開して大量販売するようなペットショップチェーンの存在だ。
大量繁殖、大量販売の過程で命を落とす犬猫の数は、毎年2万5千匹前後であることが判明している。
また、繁殖に使えなくなった犬猫たちは野山に捨てられ、売れ残った子犬・子猫は「引き取り屋」の劣悪な環境で飼い殺しにされたり殺されたりしている。
ところが、ペットショップでかわいい子犬やかわいい子猫犬猫を購入しようとする人たちにはこうした姿は見えない。
「華やかなペットショップの店頭に並べてしまえば、どんなに劣悪な繁殖場があっても、つまり親犬・親猫がどんなに過酷な環境に置かれていても、その暗部は、覆い隠せてしまう構造がそこにある」のだ。
太田氏は書いていないが、もっと小規模なブリーダーでも同じである。
親犬が日常的に生活している場所を見せてくれるところは非常に少ないし、親犬を敷地外で散歩させたり、販売できなかった犬を終生適切な環境で飼育したりしているところはいったいどれほどあるのか。
太田氏も指摘しているように、飼育環境の数値規制が日本は非常に緩い。
小型犬用のケージの広さは、ドイツでは1匹あたり最低6平方メートル、フランスでは最低5平方メートルであるのに対し、日本では体長30センチの犬なら最低1・62平方メートルでそこに2匹まで入れられる。
2匹1頭当たり0.81平方メートルだ。
行政の監視も重要だが、規制が緩すぎるので犬たちは苦しみ続けるだろう。
わたし自身はアニマルライツの観点から生き物を売買すること自体に反対だが、ショップやブリーダーなどで販売されている犬猫たちのこのような過酷な現状が一般的にほとんど知られていないことが問題なのだ。
読者さんの中には、次回は保護犬を迎えようと思うとか、実際に迎えた、犬を飼おうとしている友人に話したなどと教えてくださる方がけっこういて、それが大きな希望になっている。
状況を知ることで人々の行動は変わっていくだろう。
みなさんもぜひとも他の人たちに情報を広めていただけるとうれしい。
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