☆PONOPONO犬育てを広めるため、最初ににほんブログ村のクリックをよろしくお願いします。
↓ ↓ ↓
天気予報通り寒い朝だったので、ごはんのあとまたベッドにもぐっていた。
するとはっちゃん(秋田MIX♂9歳)が外に向かって吠え始めた。
まだ6時半なのになんだろうと思って見に行くと、うちにバキュームカーが来ていた。
昨日電話したら留守電になっていたので、「どこどこの川上ですがまた電話します」とメッセージを残したのだが、日時の予約をする前に勝手に来たようだ。
はっちゃんのおかげですぐに気づいたので助かった。
いつもありがとうね。
早朝からバタバタしたので、はっちゃんもわたしもすっかり活動モードになり、早めに散歩に出かけることにした。
風があったが日が出て来たら暖かくなったので、海岸沿いの道に足を延ばす。
ミミズフィールドにも寄った。
「今日はミミズじゃなくて草を食べる日だよ」。
今日も楽しかったね。
さて、吠えや噛みつきなどのいわゆる問題行動があると、わたしたちは「しつけがなっていない」と人間を責めたり、あるいは「この犬はバカ犬だ」などと犬を中傷したりなどしがちだ。
こういうレッテル貼りは問題の解決を遠ざけるだけで、誰のためにもならないといつも思う。
家のそばに見知らぬ人が来た時の吠えのように、人間には「問題行動」に見えても、犬の習性からすれば当然の行動であることもある。
自分の身が脅かされたと感じれば、犬は噛みつきを含む攻撃行動を起こすだろう。
こういう一般論を踏まえつつ、その犬の個性にも注目する必要がある。
反応しやすい犬もいればそうでない犬もいる。
過去の経験から深刻なトラウマを負った犬もいれば、そうでない犬もいる。
「しつけ」とも犬の賢さとも無関係なことがたくさんあるのだ。
「問題行動」という表現自体に「よくないこと」という価値判断が含まれているので、わたしはこの言葉も基本的に使いたくない。
ただわかりやすくするために、「いわゆる問題行動」と言っている。
犬の行動について、「良い」「悪い」という人間的な価値基準で判断することもよくないとわたしは考えている。
自分がやってほしい行動を「良い行動」、やってほしくない行動を「悪い行動」と言って、褒めたり叱ったりするというのは自分の意に沿うような行動をさせたがる人間のエゴイスティックな行為だ。
犬にとってはそうせざるを得なくて、あるいはそうしたかったからしているだけで、人にとやかく言われる筋合いはない。
犬にとってはいいも悪いもないということを、わたしたちは理解しておく必要があるだろう。
こういうレッテルよりも、犬が辛そうだったり不快そうだったり不安そうだったりしていたりしないかをよく観察することが大切だ。
犬が困っているのであれば、それに対処する必要がある。
もちろん「しつける」のではなく、困難の原因を突き止めて犬が安心してリラックスしていられるようにするのである。
たとえば反応しやすさだったら、その犬のもともとの性格もあるかもしれないし、環境によるものかもしれないし、慢性ストレスによるものかもしれない。
あるいはそのすべてが関係しているのかもしれない(そういうケースは多い)。
性格は変わらないが、ストレスを減らしたり環境を工夫したりすることで反応性は下がる。
コマンドを教えたら解決するというようなものではなく、個々の犬が困っている問題を突き止めて、その犬に必要な対処をすることが必要なのだ。
そのためには、いつも書いているように自分の犬をよく観察することが大切だ。
よく観察しているとますますその犬のことが好きになるし、こまめに対処することで犬はますます信頼してくれるようになる。
こうして関係が深まっていくのだと思っている。
レッテル貼りはよくないよねと思った方は、にほんブログ村のクリックをよろしくお願いします。
↓ ↓ ↓
+++++++++++++++++++++++++++
●犬への負担が少ないハーネスとロングリードの注文はこちら
http://blog.livedoor.jp/nanakailua/archives/51958607.html
●ホームページはこちら
●インスタグラム「今日のはっちゃん」はこちら