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朝から晴れたのはよかったが強い北風が吹いていた。
あとで知ったのだが木枯らし1号だったらしい。
ネコさんたちはみんな隠れていて出て来ず、はっちゃん(秋田MIX♂9歳)は風の影響を受けにくい漁村の路地を散策した。
一通り歩いて家に続く坂の入り口に来ると、くるっと振り返って「もう少し歩くよ」と言う。
そこでおまけ散歩を続けていると、黒ラブさんが歩いてきた。
たぶんわたしのジョギングコースの別荘に住んでいる子だろうと思う。
はっちゃんが「だれ、あのわんこ!」と少し固まっていたので、「ちょっとこっちに避けようか」と提案した。
すると、「あ、そうだね」と我に返って自分で距離を取った。
そこからゆっくり観察していると、黒ラブさんはシニアのようで自分の散歩を淡々と続けて遠ざかって行った。
はっちゃんは十分距離が開いたあと匂いをたどりながら黒ラブさんを追ったが、向こうの方がずっと歩く速度が速くてどんどん距離が開いて行った。
はっちゃんは道草が多いので、相手が小型犬でも追いつくことができない。
見えなくなるとふと止まり、行く手を眺め、そして来た道を眺め、「こんなところまで来ちゃったよ」とわたしの顔を見て、体を摺り寄せてくる。
そこでしばらくナデナデすると何かが収まるようで、「じゃ、帰ろうか」となる。
帰り道で。
はっちゃんは音声言語は発しないが、すごくおしゃべりだ。
ときどき、どうしてそう言っていると思うのかと聞かれることがあるが、なんというか、実際にそう言っているのだ。
目を合わせたり、表情を作ったり、体を摺り寄せたり、目線を動かしたりなど、とても分かりやすく伝えてくれる。
だが、はっちゃんだけでなく多くの犬は、多かれ少なかれボディランゲージによるおしゃべりをする。
ほしいものと人の顔を交互に見たり、ひざに顎を乗せておねだりしたりなどは定番だ。
だが、なんて言っているかわからない、あまりおしゃべりをしてくれないという人もいる。
「怖いね」、「楽しいね」というように感情を共有しようとして目を合わせてきたときは、人間に対するときと同じように「そうだね」と反応すればいい。
要求があって訴えてきたときは、これかな?と当たりが出るまであれこれ聞いてみよう。
ここで無視したりあきらめてしまったりすると、犬はどうせ言っても無駄とばかりに寡黙になってしまう。
うまく言い当てたときには「それそれ」とうれしそうにするので、それが報酬になっておしゃべりが増える。
おしゃべりが増えると犬はすぐに要求をかなえてもらえるのでフラストレーションを抱えることが減り、ストレス少なく穏やかに暮らすことができるようになる。
人間にとっても非常に楽だ。
だがいろいろ試しても正解にたどり着けないことがあるかもしれない。
これは犬自身が自分の要求をわかってないときに起こりやすく、ストレスレベルが高い犬に往々にして見られる。
わたしはこれを、「なんかもやもやする」という気持ちだと理解している。
人間でもそういうことがあるだろう。
何かしたいのにどうしたいかわからない、混乱した状態だ。
いろいろ聞いても「それじゃない」と言われる場合は、このように自分でもよくわかってないのかもしれない。
そんなときは気分転換をすすめてみよう。
いっしょに寝そべっておしゃべりするとか、軽く散歩するとか、一緒におやつを食べるなどだ。
ただしおやつは「もっともっと」と逃避的に使われやすいので、犬を興奮させないフルーツなどのマイルドなものにして、一緒に食べて終わりにしよう。
昨日の記事にも書いたように、市販の「食いつきのいい」ものは依存性があるので要注意だ。
最初はなかなかうまくいかないかもしれないが、人間が理解しようとか寄り添おうとかいう姿勢を示すことが大切だ。
それを見ると犬は喜ぶし信頼感もアップする。
ぜひともあきらめずにコミュニケーションを続けよう。
すると少しずつ理解できるようになっていく。
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