ドッグウォーカー博士のスローライフ

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個体差を大事にしたい

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「今日はネコさんたちいないね」と話していると、どこからともなくやってくるネコさんたち。

はっちゃん(秋田MIX♂9歳)は、30分ほどネコさんポイント周辺を行ったり来たり休んだりしていた。

 

 

道路の真ん中で休んで、車が来ると移動してまた休み、とまったりしている。

朝はわたしにはちょっと肌寒く感じられるが、はっちゃんには快適な温度なので、のんびりブラブラしたくなる気持ちがわかる。

忙しい人間からすれば、なぜさっさと歩かないかとか、家に帰って休めばいいのにとか、もっとこうすればいいのにと思うことがたくさんあるかもしれない。

だがいつも書いているように、犬には犬の考えがある。

ネコ糞を食べるというのがいい例だが、人間の常識からすると受け入れられなかったとしても、犬の常識からすれば「当たり前」だったりするのだ。

臭いものの上を転がって匂いを付けるとか、マーキングするとか、ゴミをあさるなどはみんな犬の習性だ。

そういう犬一般の習性に加えて、犬は個性を持った生き物である。

わたしたち人間と同じように、それぞれが固有の感じ方や考えを持っている。

なので、「よその犬がこうなのになぜうちの犬は…」と、他のだれかと比較してがっかりしたりあるいは喜んだりというのはあまり意味がない。

犬それぞれなのだから。

好みも行動もそれぞれなので、目の前にいるその犬の話をよく聞こう(=ボディランゲージや行動を注意深く観察する)。

はっちゃんは、毎日書いているようにひたすら道草して、ネコさんをはじめとする生き物を観察するのが好きだ。

他方でマルちゃん(大型犬MIX♂5月15日没)は、いくつかのチェックポイントをさっさと周り、犬猫以外の生き物をハンティングするのが好きだった。

はっちゃんは基本的に生き物を殺すのは好きではないようで、せいぜい弱って動けなくなったセミを食べるぐらいだ。

それもこの夏は2回だけだったように思う。

寝場所の好みもそれぞれ、食べ物の好みもそれぞれだった。

多くの犬が好むというものはあるが、細かく見ていくと個体差がかなりあるので、犬はこうということにあまりとらわれずに、むしろ個体差からアプローチしたほうがいいように感じている。

その犬をよく見て、どうしたいのか、何が好みかを突き止めるのだ。

それがわかったら、全力で要望をかなえてあげよう。

犬の望みはとてもつつましく、高級外車がほしいなどとは言わない。

ちなみにはっちゃんは新しい流木が欲しいそうなので、明日ジョギングの帰りに海で拾ってくる。

昨夜は眠りにつくまで撫でてほしいということだったので、寝息を立てるまで撫でてあげた。

犬の一生は人間よりもずっと短い。

本人が喜ぶこと、好きなことをたくさんしてあげて、幸せに過ごさせてあげたいと思う。

 

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