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ネコさんたちがたくさんいて大喜びのはっちゃん(秋田MIX♂9歳)。
ちょうど朝ごはんタイムだったのでネコさん鑑賞会に30分、パンをひとかけらいただき満足してさっさと家に向かった。
ネコさんたちは適度な距離ではっちゃんが見ていても逃げなくなったし、はっちゃんも食べているときに近づかなくなった。
はっちゃんカラーの子猫さんはずいぶん大きくなって、堤防の上からグイグイ近づいてくる。
今日は楽しかったよ~と満足のゴロンゴロン。
よかったね、はっちゃん。
さて今日はリクエストにお応えして、肛門腺絞りについて書いてみたい。
犬も猫も、いつの間にか定期的に肛門腺を絞るのが当たり前のようになった感があり、どのくらいの頻度でいつ絞るのか聞かれることが増えてきた。
だが、英語で検索すると絞らなくていいという獣医師の主張が数多くヒットする。
そもそも肛門腺とは何だろうか。
目次
肛門腺とは何か
肛門腺、より正確には肛門嚢は、犬の直腸の両側にある分泌腺を指す。
肛門を中心に4時と8時の位置にあり、袋状の嚢の中に強いにおいがする分泌液をためている。
魚が腐ったようなにおいと表現されることがあるが、まさにそんな感じだ。
中の分泌液は通常は排便の時に一緒に排出される。
また、緊張や興奮、ストレスにより中の分泌物が増えて、それが一気に排出されることもある。
動物病院の診察台の上で、緊張した犬が臭い分泌物を飛ばすのを見たことがある方もいるかもしれないが、うちはマルちゃんがこのタイプだった。
なぜ詰まってしまうのか
このように自力で出せれば問題はないが、小型犬やトイ種では出す力が弱かったり、アレルギーがあったりすると、詰まって炎症を起こしやすくなる。
また、ストレスで分泌物が過剰生産されたのち定期的に空にすることができなければ詰まる可能性ががある。
超小型犬のルルさんは、保護当初の高ストレス状態の時には溜まりやすかったが、そののちは絞らなくても問題なかったので、ストレスもかなり関係していると考えている。
適度な便の硬さがないと出にくいので、慢性的な軟便を抱えている場合も詰まりやすい。
軟便などの腸の不調はストレスが大きく影響するので、慢性ストレスはリスクファクターだ。
分泌物が詰まっていると炎症や感染症を起こしたり、さらに悪化すると破裂することもある。
この最悪パターンを恐れて絞る人が増えているものと思われる。
詰まっているときのサイン
では、詰まっているかどうかをどうやって判断すればいいだろうか。
・肛門周囲をしきりに舐める
・犬が座っていた場所に茶色いシミがある
・お尻付近を触ったときに痛そうなそぶりをする
これらのサインがあったら、まずは動物病院を受診しよう。
どのような処置を行うかは、獣医の診察を受けて決めるのが正攻法だ。
別の理由でおしりを気にしていることも十分にあり得るからだ。
自分で絞ったほうがいいの?
肛門腺絞りは犬猫に強い不快感を与える。
すでに炎症を起こしている場合は、少し触っただけでも飛び上がるかもしれない。
さらに、必要もないのに絞っていると、炎症や肛門腺嚢炎を引き起こすこともある。
これが怖いところであり、あまり知られていないように思う。
なので漫然と定期的に絞るのではなく、まずは絞らない状態で犬をよく観察しよう。
詰まっているサインを見つけたら、獣医の診察を受ける。
そしてその指示に従う。
これがもっともリスクが少なく犬にも負担をかけないやり方だ。
トリミングで勝手に絞られている場合は、やめてもらうようにお願いしてみよう。
ちなみにうちは、ルルさんの最初の1年程度を除き、一時保護も含めて犬も猫もだれも絞っておらず、誰も問題はなかった。
犬はみんな繊維質多めの食事で快腸快便だったので、きちんと排出されていたのだろう。
よく観察すること、まずはそこからだ。
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