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しつこい足舐め、どうしたらいい?

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今朝もフライング気味に門を出たはっちゃん(秋田MIX♂9歳)。

そのわりに、門の前に座って庭から持って出た流木を齧ったりしている。

と思ったら、ツーっと向かいの草むらに顔を突っ込んで匂いを嗅いでいた。

またアナグマが来たのだろうと思って見ていると、フーっという威嚇声がして黒猫さんが飛び出してきた。

近所のロディさんだ。

気づかずに怖い思いをさせて申し訳なかったが、はっちゃんは追いかけるでもなく、匂いをたどりながら自分の散歩に出かけた。

日の出に合わせて出発しているので、最近はごみ収集車とかち合うことが多くなってきた。

はっちゃんは上手に避けるのだが、それでも会いたくないようで、見つけると変える方向に歩き出す。

今日もそのパターンだった。

そして家の前まで戻ってきてくつろぐ。

 

 

 

庭でゆっくりすればいいのにと思うが、ここの方が風の通りがよくて気持ちいいのかもしれない。

さて今日は、犬が自分の前足や肉球を過度に舐めるいわゆる足舐めについて取り上げたい。

体を舐めるというのはごく普通の行動だが、頻繁に舐めている場合には何か別の理由がある。

舐めすぎて毛が抜けたり皮膚がただれたりしていたら、人間も心配になるだろう。

対処するためにはまずは原因を見極める必要がある。

 

過度の足舐めの原因

 

小さな切り傷や擦り傷、とげ、湿疹、かぶれやただれなどがないかをよく観察しよう。

細菌感染やアレルギー、化学物質の付着、ノミなどによる虫刺されなども舐める原因になる。

病気による痛みや痒みから舐めているかもしれない。

なので観察して異常がなくても、獣医師に診察してもらって原因を見つけよう。

身体的な異常がないのに舐めている場合は、不安や強迫性障害のような行動上の原因が考えられる。

これらはストレスが深く関係している。

慢性ストレスのバックグラウンドがあって、かつ小さな傷や痒みなどを癒そうと舐めているうちに、その行動が定着することも多い。

舐めるという行動は自己報酬的なので気持ちよくなって舐め続けてしまという側面と、ただれて細菌感染を起こして痛みや痒みが強くなり、それを癒そうとして舐めるという側面がある。

 

2.対処法

 

毛が抜けるほどの舐めの場合は、動物病院で診察を受けて病気やけがなどがないかチェックしよう。

病気もけがもなくて少し毛が抜けている程度であれば、環境と接し方を見直してストレスの原因を可能な限り取り除こう。

やり方はこちら→https://ponoponoblog.info/post-3293/

これで改善することも多い。

もし舐め壊して皮膚が炎症を起こしてきていたら、その炎症や痒みを止めることが先決だ。

動物病院で痒み止めや抗炎症剤、抗生剤、抗真菌剤などを処方してもらうことで、つらい症状を和らげることができる。

身体的な症状に関しては、獣医師と即相談することが大切だ。

そのような治療を行った上で、舐める行動の軽減を試みよう。

人間が不安になったり「また舐めてる」と気にしたりすると、犬が不安になってますます舐めるようになりかねない。

じろじろ見たり気にしたりせずに、不安を和らげることに集中しよう。

自分自身がゆったり落ち着いた気持ちになって、そばに座ってお話ししながら撫でてあげると犬は安心する。

舐めに熱中しているときでなく、その前の段階の舐めそうになった時に気を紛らわせてあげるのもいい。

たとえば、コングのような舐めるおもちゃに薄くペースト状のものを塗ったものをあげると、その間は舐めずにいられるだろう。

舐め始めた段階でその部位をそっと手で覆うとはっとして止めることもある。

だが、熱中してしまってからではうまくいかないし、毎回止めようとするとうっとうしがられてかえって悪化するので、タイミングとやり方と頻度に注意が必要だ。

「もう、なんでやめないの」とイライラしては元も子もないので、そうなるぐらいなら放っておいた方がいい。

不安を軽減するための補助として、ジルケーンという不安軽減サプリを使うのもいいかもしれない。

 

 

母乳成分配合が売りで、薬ではないので副作用もないが、実際に不安軽減効果を実感できたかどうかは犬による。

わたしはずっと以前に保護犬に何度か使ったことがあるが、特に効果は感じられなかった。

効果があったという方もいるので、試してみてもいいと思う。

これらをすべてやってみてもなおしつこく舐めている場合は、行動治療科がある動物病院に行って相談してみよう。

通常の動物病院は行動上の問題については詳しくないので、獣医行動学を勉強した獣医がいる病院に行く必要がある。

そこで安定剤などを処方してもらうと、改善が見込めるかもしれない。

だがその場合も、ストレス軽減と抱き合わせで行うようアドバイスされるので、ストレスマネジメントは必須だ。

舐め壊しの不快感は人間にも容易に想像できるので、早く治してあげたい。

だからといって、焦ったり不安になったり絶望したりすると犬のメンタルに悪影響を及ぼして事態を悪化させるので、やるべきことを一つ一つクリアしていこう。

 

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