ドッグウォーカー博士のスローライフ

命令をやめて犬と仲間になろう!しつけをしない犬育て、問題行動への対処法、文献紹介など

生活の質向上

犬のために人間が我慢する?違います!

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朝から雨でうっかり6時近くまで寝過ごしてしまった。

はっちゃん(秋田MIX♂9歳)は天気が悪いと起きてこず、ごはんを催促することもないので、ときどきやらかしてしまう。

一日中雨の予報で、少し雨脚が弱まったときに外に出てみるのだが、それでもけっこう降っている。

はっちゃんもトイレは最小限にして家で寝ている。

 

「けっこう降ってるね」。

 

明日も明後日も大雨の予報なので残念だ。

こういうとき、わたしよりもはっちゃんのほうがよく状況を受け入れていて感心する。

さて、おとといの記事(こちら→https://ponoponoblog.info/post-3147/)で合理的配慮について書いた。

今日はよくある誤解を解くためにも、少し補足説明しておこうと思う。

功利的配慮は、社会的弱者(=社会的に不利な立場に置かれている者)には、努力を要求するのではなく、その人が困らないように環境を整えることが必要であるという考えであり、現在では企業や行政機関などでも採用されている。

その際に、逆差別だとか、ずるいなどという批判が出てくることがある。

たとえば、女性の社会的地位を改善するために、世界各国では議会や企業などで一定割合を女性に割り当てるクウォータ制を導入する動きが広がっている。

ジェンダーギャップ指数が極めて低い(女性差別が強い)日本では導入されておらず、この議論の時にもよく逆差別だなどという言説が出てくる。

だが、そういう人たちが見落としているのは、社会構造に由来する権力勾配や差別の存在だ。

同じスタートラインに立っているのであれば一方を優遇するのはフェアではないが、そのスタートラインが一方だけ大きく後ろに設定されているとしたらどうだろう。

さらに、たくさんの重い荷物を背負わされていたらどうだろう。

公平にするには、その不利な条件を解消する必要がある。

それがクウォータ制の趣旨であり、合理的配慮の考えなのだ。

犬についても彼らが弱者で、人間は特権を手にしている強者であるということを忘れてはいけない。

いや、わかっていても見たくない、もっと率直に言えば自分の特権を手放したくないというのが本音かもしれない。

合理的配慮をずるいとか、自分たちが我慢しなければいけないのかと言い出す人を見るにつけそう思う。

ただし、合理的配慮には、対象者の言い分をすべて認めて周りが大幅に我慢するというような意味合いはない。

あくまでも合理的な範囲であり、実際にはマジョリティによって大幅に制限されている。

わたし自身、音や光やにおいなどについてささやかな合理的配慮を要望して、あっさり「それは無理ですね」と突っぱねられることがよくある。

だが人間の場合も犬(などの家庭動物)の場合も、そんなに難しいことではない。

犬であれば、静かでリラックスできる室内環境を整えるということが非常に重要だ。

それだけでもストレス行動(いわゆる問題行動)が大幅に減り、生活の質がぐっと向上する。

そのためには、テレビやゲームなどの音量を最小限にするとか、ドアをバタンと閉めない、せわしなく動き回らない(出勤前や子どもの遊びなど)、喧嘩したり大声を出したりしない、自分のタイミングで犬のちょっかいを出さない、などを家族みんなで徹底したい。

それを伝えると、人間がそんなに我慢しなければいけないのか、それではお犬様だなどと言う人が必ずいる(とくに男性に多い)。

だが、赤ちゃんがいる家庭では多かれ少なかれ行われていることで、それほど奇異なことではない。

音が出るようなことはひとり自室にこもって行うとか、ドアに緩衝材を付けるなどの仕掛けをするとか、喧嘩は外でするとか、ひどく我慢しなくても工夫すればなんとかできることはたくさんある。

PONOPONO犬育てで、犬に最大限配慮するようにというと、嫌なことをただひたすら我慢しろと言われていると勘違いされることがよくあるが、決してそうではない。

例えば、脱ぎ捨てた服を犬に破られたという場合、犬が引き裂いてもいい物をあげて服はすぐにしまえばいい。

犬が室内でマーキング(典型的なストレス行動)をする場合、犬におむつをして不快な思いをさせるのではなく、ストレスマネジメントを徹底的におこなうとともに、床に拭き掃除がしやすい素材の床材を敷いてさっと拭けるようにする。

ちなみにうちは犬が庭と部屋を自由に行き来するので、土足用クッションフロアを敷いている。

マルちゃんは雨の時など庭からずぶぬれでベッドの上に直行するので、分厚いベッドカバーの上にバスタオルを何枚か敷いていた。

わたし自身は大変だとか我慢していると思ったことはなく、工夫すれば我慢しなくても快適に暮らせると思っている。

我慢するんじゃなくて工夫するんだということを声を大にして言いたい。

 

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