ドッグウォーカー博士のスローライフ

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昨日、竹刀状の棒を持ったおじさん二人連れに会ったので、今朝は15分ほど早めに散歩に出発した。

はっちゃん(秋田MIX♂9歳)もしばし考えて鉢合わせしない裏道を選んた。

さすが慎重派だ。

裏道から車道に出る手前でその二人連れが車道を歩いてくるのが見えたが、わたしたちは路地の曲がり角に隠れて通り過ぎるのを待った。

はっちゃんはそういうときにあえて出て行ったりはしない。

彼らがいなくなってからゆっくり車道に出て、どっちに進もうか考えたのち漁村の路地に引き返すことにした。

はっちゃんは確信が持てないときにはよく立ち止まって考えている。

見習いたいものだ。

家に向かってぶらぶら路地を歩いていると、前方に小くて茶色いヘビが横たわっているのが見えた。

生きていてじっとしているように見えたが、はっちゃんは気づいておらずそちらに向かって歩いている。

はっちゃんはヘビが苦手なので、もし気づいたら確実に驚くだろう。

そこですごくさりげなく、「こっちに行ってみない?」とさらっと提案してみた。

具体的にはゆっくりと立ち止まってリードにじんわりと軽めのテンションをかけ、目が合った時に行きたい方向に目線を向けるのだ。

するとはっちゃんは、「いいよ」と提案を聞いてくれた(聞いてくれなくてもそれはそれで尊重しよう)。

余計な興奮や緊張は避けるに限る。

 

 

犬とともに楽しく暮らすには、人間の方が偉い、人間は何でも知っている、人間がすべてを取り仕切る、人間の都合が優先というような人間中心主義を脱却することが必要だと思っている。

犬のような家庭動物であれ、家畜であれ、野生動物であれ、人とその他の動物との関係においては、あらゆるところに人間中心主義が幅を利かせている。

人間とその他の動物をはっきりと線引きした上で、人間を優位なものとしてとらえ、それに基づいて支配したりコントロールしたりしようとする。

その結果、人間以外の動物たちを搾取し、苦しめ、死に追いやったりし続けている。

隙あらば支配したり加害したりしてくる相手は、どこの世界でも嫌われ避けられるのではないか。

わたしはヴィーガン(=動物を搾取しない生き方)を選択しており、自分がかかわる動物は可能な限り苦しめないようにしたいと思っているし、幸せに生きられるようにと願っている。

身近なところで言えば、ともに暮らす犬猫たちには人間中心主義ではなく犬猫たちの利益を第一に考えるように接したい。

もちろん、意識していても長年にわたってしみ込んだ人間中心主義の影響は免れないが、だからこそ最大限動物中心主義で行きたい。

考え方や心がまえは行動となって表れるので、どうせ犬だからとか、しょせんは動物だからと思っていると、そういう態度になって犬に伝わり、犬をがっかりさせるだろう。

それでは犬は幸せになれないし、自分もなれない。

支配して思い通りに操ることに喜びを見出す人もいるだろうが、そういう人よりは犬とともに幸せになりたいという人の方が多いのではないだろうか。

もし後者だったら、自分の中の人間中心主義と向き合ってみてはどうだろうか。

 

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