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久しぶりにすっきり晴れたので、ふたりとも楽しそうに歩いた。
日差しがあっただけに少し暑かったので、はっちゃん(秋田MIX♂8歳)は町家ストリートを選んだ。
狭い路地をひとつひとつ攻略していくと、いつも家の前で排泄だけしてすぐに家に入っていく犬がいた。
ニアミスだったが、はっちゃんは立ち止まって静かに様子を観察したのち、ネコさんポイントに向かった。
人も犬も相手が過剰反応しなければ、何度か会っていくうちにはっちゃんも友好的な態度を示すようになるのがわかる。
ネコさんポイントでは、いつもはっちゃんに声をかけてくるおばちゃんがいた。
はっちゃんはゆっくり近づいて行って体を擦り付けてご挨拶。
その後とどっかりと座り込んだので、暑いからだろうと思ったおばちゃんが、水を持ってきてくれた。
はっちゃんは「いらないよ」と言ったのだが、手ですくって飲ませてくれようとしたので、はっちゃんはペチャペチャと少し飲んだ。
座り込んだのは一休みだったのもあるが、ネコさんを観察しようとしたからだ。
ベンチの下にいるのを見つけて正面に座って観察を始めると、ネコさんは隣の家の椅子の上に移動した。
そしてお皿に盛られたカリカリを食べ始めた。
山盛りのカリカリを平らげるネコさん。
その間にこの子について聞くと、近所に住み着いている穏やかなネコさんで、この通りの人たちにご飯をもらってかわいがられているという。
名前はないそうだが、ネコ好きな人にはなついているそうだ。
「なに?」
見ていたらかわいい声で挨拶してくれた。
ごはんが終わるとベンチから降りてはっちゃんの前でくつろぎ始めた。
はっちゃんはすっかり観察モードで、自分も寝そべって動こうとしない。
バイクでどこかに行ってまた戻ってきたおばちゃんに、「あんたまだおるんか」と言われた。
しばらくしてようやく帰途に就いたはっちゃん、今度は涼しい神社でゴロンとする。
今度は神社のベンチで休んでいた人から、「水が飲みたいんとちゃう?」とか、「はよおうち帰り」などと言われた。
犬がゴロンとしていると、疲れ切っているとか、歩きたくないとか、家に帰りたくないなどと思う方が多い。
そういう犬もいるかもしれないが、これがはっちゃんのデフォルトなのだ。
ブラブラして、道草食って、寝そべって休憩して、ちょっと甘えてというのを楽しんでいる。
家に帰りたくないわけではなく、暑いが歩きたくないわけではない。
犬の散歩というと、速足で寄り道もせずにスタスタ歩くものと思われているが、町中にひとりで歩いている犬がたくさんいる国では、犬たちはブラブラしたり寝ころんだりしている。
マルちゃん(大型犬MIX♂12歳)はスタスタ歩く方だが、それでもマーキングや他の動物の痕跡の匂い嗅ぎを楽しむのでよく立ち止まる。
人間のウォーキングとは目的が違うし、片づける用事もないのでたっぷりぶらぶらできる。
わたしたちはつい人間目線で考えがちだが、犬には犬の考えや感じ方があり、それも個体によってさまざまだ。
多様性を尊重するというのは実はなかなか難しくて、わたしたちはすぐに「こういうものだ」とか「こうすべきだ」などと考えてしまう。
そうならないためには、「犬に聞く」という基本がもっとも大切だ。
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