ドッグウォーカー博士のスローライフ

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吠え 散歩

吠えられなくなることもある

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関西地方も梅雨入りした。

 

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「雨が降り出したから避難してるよ」

 

だが、今朝はまだ降っていなかったので、散歩に行くことができた。

むしむししていたが、日が照っていなかったのでまずまずの散歩日和だ。

はっちゃん(秋田MIX♂8歳)は、ゆっくり長散歩を楽しんだ。

町家ストリートでブラブラしていた時、後ろから来る自転車にはっちゃんがぎょっとして立ち止まった。

「何だろう、普通の自転車なのに」と思ったら、前のかごにパピヨン系の小型犬が入っていた。

いつも堤防の東屋で集っている男性のひとりが連れまわしている子だ。

以前に一度激しく吠えられたが、その後何度も遠くですれ違っているうちにだんだん吠えられなくなった。

マルちゃん(大型犬MIX♂12歳)もそうだ。

自転車かごから吠えられたらはっちゃんは反応しそうだが、無言だったのでそのまま何事もなくすれ違った。

うちの犬たちは、その子のマーキングあとや放置糞をいつも嗅いでいるので、「あぁ、またこの子だね」となじみになっていったのだと思う。

相手犬のほうは、いつもベンチからこちらを観察していて、うちの犬たちが静かにスルーしているので警戒を解いていったのかもしれない。

もしこれが、会うたびにお互いにギャンギャン吠え合っていたら、敵対的な関係が定着していくだろう。

散歩中に会う犬がそれほど多くない中で、一番よく遭遇する犬が苦手なタイプでなかったのはお互いに幸いだった。

もしお互いに吠え合うような関係になってしまったら、散歩時間をずらすか、散歩コースを変更するなどしよう。

無理に慣らそうとしてもうまくはいかないし、相手があることなので余計に難しい。

人間でも、どうしても苦手な相手というのがいるだろう。

そういう場合は回避するに限る。

散歩はリラックスしながら、さまざまな心地よい刺激を楽しむことが目的だ。

この目的にそぐわないものには接触しないようにして、のんびりゆったり歩きたい。

 

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