ドッグウォーカー博士のスローライフ

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マルちゃんの命日に思うこと

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朝から晴天で元気よく起きてきたはっちゃん(秋田MIX♂9歳)。

相変わらず食欲はなく水下痢をしているが、散歩日和は逃さない。

足取り軽く出かけ、ショートコース+アルファで1時間ほど楽しんだ。

昨日の大雨で大量にできていた干しミミズをゆっくり食べていた。

 

 

ミミズなら少量なので食べてもお腹が痛くならないだろう。

そうやって調整しているのかもしれない。

なのでわたしは無理にフードを食べさせたりはせずに、基本的にはっちゃんに任せている。

わたしが昼ご飯を食べた後、ソラさんが送ってくれたスイカを切っていると、はっちゃんがじっと見つめていた。

「食べる?」と聞くと「食べる!」と言うのであげてみたら、けっこう食べてくれた。

そのあとはまた少し下痢していたが、はっちゃんの希望なのでそれでいい。

今日はマルちゃん(大型犬♂享年13歳)の命日だったので、散歩をしながらはっちゃんとマル兄の思い出を話した。

マルちゃんは弟思いのやさしい兄だった。

わたしの入院中に、庭のお気に入りスペースでひっそり亡くなったので、わたしとしては言葉にならないぐらい悲しく、ずっとその悲しみを引きずっているが、マルちゃん自身は本望だったと思う。

ただ、わたしとの散歩を楽しみにしていたのではないかとは思っている。

マルちゃんは、ソラさんや雪音さんが来たときに散歩に行ってもらおうとすると、わたしが一緒でないと行かないと言っていた。

わたしの留守中なら行くが、わたしがいるのに一緒に行かないというのはナシなのだ。

それで一緒に行くと、安心して楽しそうに歩いた。

ここに引っ越してきてからは、マルちゃんが苦手な大型車両が通らない道だけで散歩を完結できるので、リラックスして散歩を楽しんでいた。

近所の幼い柴犬♀さんのことが気に入って、よく家の前に行っていたとシッターに来た妹が言っていた。

マルちゃんは目立った衰えもなく、直前に受けた健康診断でも異状はなかったので、急逝の知らせを受けたときには本当に驚いたし、なかなか受け入れることができなかった。

はっちゃんの悪性心膜中皮種についてもまだ混乱中だ。

それでも私はいつもこのように考えている。

犬はもちろんどんな生き物でも、急に命を落としたり重篤な病気になったりすることはあるので、充実した毎日が過ごせるように、苦痛や不安少なく快適で安心した時間を送れるように、うれしい経験をたくさんできるように最大限力を尽くしたいと。

その日その日を大事にしていれば、もっとこうしていればよかったなどと後悔せずにすむ。

わたし自身は亡くなった犬猫たちのことを思い出しては悲しくなっているが、後悔していることはほとんどないと言える(小さなことではいくつかある)。

わたしは無宗教無神論の立場なので、生きているときがすべてだと思っている。

本人が生きている今現在の時点で、不快が少なく快が多くなるようにしてあげたい。

 

マルちゃん、たくさんの喜びをありがとう。あなたと一緒に暮らした日々を忘れないよ。

 

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