ドッグウォーカー博士のスローライフ

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食べ物と家族どっちを選ぶ?研究紹介

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ぶり返していた吐き気が収まって、ラクそうになったはっちゃん(秋田MIX♂9歳)。

ちょっと安心していたら、昨日はごはんを半分ほど食べ残していた。

今朝もいつもほどは食欲がないようだったので、目先を変えてドライフードをトッピングしたら、「おいしいね」と食べてくれた。

食欲がないときには、犬も猫もいつもと違う違うものだと食べてくれることがある。

だがすぐに「それいらない」と言うので油断は禁物だ。

今日は台風の影響による大荒れの天気だったので、その影響もありそうだ。

もちろん散歩には行かないはっちゃん、トイレも大急ぎで済ませていた。

 

「こういう天気は嫌だねぇ」

 

ところで、「飼い主と食べ物どちらを選ぶ?犬とオオカミで比較した調査結果」という記事がわんちゃんホンポに掲載されていた。

犬と飼育下のオオカミが世話している人と食べ物のどちらを選択するかを、アメリカの大学の研究者たちが調査した。

その結果の紹介記事である。

こういうのを読むときにはいつもあらかじめ結果を予想して、予想通りとかちょっと違ったなどと答え合わせを楽しんでいる。

犬とオオカミは、食べ物と世話する人から4~5時間離れたのち、食べ物と人がともに存在する部屋に入ってくる。

その時にどちらに先に行くか、というものだ。

実験に参加したのは6頭のオオカミと10頭の家庭犬ということで、サンプル数が少ないのが気になったが、オオカミについては食べ物に先に行き、犬についてはそれぞれだろうと予想した。

結果を見るとその通りだった。

犬は留守番でストレスを感じるタイプだと、普段食べているフードよりも人間の方を選ぶだろう。

だが、4時間程度なら余裕で待てる犬であればフードに行きそうだ。

それに、同居人との関係によっても影響を受けるだろう。

さまざまな要因が選択に影響を与えそうで、そこが一番知りたいところだ。

この調査はあくまでも犬とオオカミの人に対する愛着行動の違いを明らかにするために行われたものなので、犬の個体差に関してはさらなる調査研究が必要ということだ。

なので今のところは、「うちの犬だったらこうしそうだ」などと想像して楽しもう。

うちでははっちゃんとマルちゃんはわたしのところに先に来て、ルルさんは食べ物に行きそうだ。

みなさんのところはどうだろう?

 

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