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今朝はわたしにはちょっと寒かったが、はっちゃん(秋田MIX♂9歳)はいい調子でよく歩いた。
今日こそはシカ糞ポイントに行くかと思いきや、またしても予想が外れて帰途に就いた。
おいしい木の実もそういう感じで、昨日あんなに喜んで食べたのに今日はいいの?と思うことが多い。
執着していないということだろう。
いつものお気に入りポイントに戻ってくると、向かいの家の門の前に子どもたち5人と母親が出て草むしりをしていた。
祖父らしき人もいたので、孫たちが遊びに来ているようだった。
「あ、わんちゃん!」と言って近づいてきそうだったので、「危ないから来ないでね」と言うと、「そうだね、近づかないよ」などと口々に言っていたので一安心。
はっちゃんは子どもの甲高い声を聞いたり走る姿を見たりすると嫌がって逃げるが、万が一退路をふさがれてしまうと反撃するかもしれないので安全距離の確保が大事だ。
子どもたちは離れたところから「わんちゃん、おはよう」とか、「名前なんて言うの」などと声をかけてきたが、落ち着いた感じだったのではっちゃんも草の上に寝そべったりしていた。
だがいつものようにゴロンゴロンしたり長居したりしなかったので、落ち着かなかったのだろう。
さっさと家に向かった。
天気もいまいちだったので室内でのんびり過ごす。
人間の子どもはほとんどの犬よりも大きな体で、予測不可能な激しい動きをしたり、甲高い声を出したりなどするので、犬にとってはストレスになる。
一緒に暮らしていれば慣れはするものの、ストレスがかかることには変わりない。
子ども好きで積極的に子どものお世話をしたり、一緒に遊んだり眠ったりする犬もいる。
しかし、だからといって余計なストレスがかかっていないわけではない。
『カーミングシグナル』の著者T.ルーガスは、著書の中で孫をなるべく犬から遠ざけるようにしていると書いていた。
そういう配慮も必要なのである。
次の動画を見ていただきたい(1:20~2:14まで)。
おとなしい女の子だが、この子の動きに対して犬がたくさんのストレスシグナルを出しているのがわかる。
子どもが腕を犬の体に回して頭をくっつけたとたんに、犬が大あくびをする(強いストレスシグナル)。
「よしよしして」と言われて撫でると、また犬はまばきをしたり体を傾けたりする(ストレスシグナル)。
1:44の「ぎゅー」では頭を大きく下げてよけようとしている(ストレスシグナル)。
黒い犬が加わったのちの1:51で子どもが急に大きな声を出すと、2頭ともびくっとし、そのあと2頭とも舌をぺろぺろ、あくびなどの強いストレスシグナルを出している。
これは犬と子どもが仲良くしているシーンではなく、犬にストレスがかかっているシーンだ。
おとなは子どもと犬をむやみに接近させず、犬がストレスシグナルを出さずにいられる距離を確保したい。
上手に撫でるために犬を練習台にするのではなく、ぬいぐるみを撫でてもらおう。
子どもが寝ているときに犬が近づいてきて一緒に寝るというのは問題ないし、お互いに安全な状態で一緒に過ごすことで仲良くなっていく。
わたし自身も、3歳の時にボクサーのボブちゃんの首に手をまわしてよけられていた記憶がある。
なんで避けるの?と思ったので覚えているのだが、どういう行動が犬にストレスをかけるかということについて、おとなが知識を持っておくべきだ。
それが噛みつき事故などから子どもを守ることにもなる。
犬は人間の意向に沿うように行動しようとする上に、子どもにも非常に気を使って我慢するので、ストレスをため込みやすくなる。
犬のQOLが低下しないように、子どもと犬との距離を確保するように気を付けよう。
子どもと同居していなくても近所の子どもと会うことがあるので、その際にも注意を怠らないようにしたい。
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