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コミュニケーション ボディランゲージ

犬はボディランゲージを意図的に出しているのか?

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■■お知らせ■■

ブログ記事のテーマを提案してくださったみなさん、どうもありがとうございます。

たくさん集まったのでとても助かります!

しばらく順番に取り上げていきますが、他にもご質問やご希望などがあったらお気軽にコメントください。

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昨夜から今朝にかけてとても蒸し暑かった。

そのせいだろう、はっちゃん(秋田MIX♂9歳)の散歩は少し短めコースだった。

絶対欠かせないネコ餌ポイントに向かって、その前で結構な時間を過ごしたのち帰路についた。

餌やりさん宅の引き戸の隙間からいつものキジトラさんが鼻を出していて、何度も行ったり来たりしながら挨拶したので、それで満足したようだ。

キジトラさんはわたしがのぞき込むと小さな声で「ニャーン」と言ってくれた。

完全室内飼育のようなので、お友達が欲しいのだろうと思う。

はっちゃんもわたしもネコさんのお友達が欲しいのでお近づきになれてうれしい。

 

はっちゃんらしい甘え方↑

 

さて、今日からみなさんのご質問にお答えしていきたい。

本日は、犬はボディランゲージを意図的に出しているのかということについて。

犬のボディランゲージからは、そのときの気持ちや意思を読み取ることができる。

では犬は、様々なボディランゲージを意図的に出しているのか。

答えを先に書くと、ボディランゲージによる、ということだ。

まず、尻尾の振り方についてだが、これは意図的なものではないといえそうだ。

ナショナルジオグラフィックにわかりやすい紹介記事があった。→https://www.nationalgeographic.com/animals/article/left-or-right-tail-wags-elicit-different-emotional-responses-from-dogs

以下にまとめてみよう。

イタリア・トレント大学の研究チームは、犬は近づきたいものを見ているときは右に尻尾を振り、攻撃的な姿勢の犬など近づきたくないものを前にすると、尻尾を左に振ることを発見した。

同じチームはさらに、しっぽを右に振ったイヌはリラックスし、左に振ったイヌはストレスを感じていることも明らかにした。

興味深いのは、左に振られた尻尾を見た犬は心拍数が上昇し、ストレスや不安の兆候が見られた一方で、右に振られたしっぽを見た犬はよりリラックスしてたということだ。

そして本題だが、この研究を行ったVallortigara氏は、左右の尻尾の振り方はコミュニケーションのシグナルとして意図されたものであるとは限らず、犬の脳の片側がもう片側よりも活性化したことによる副産物に過ぎないのではないかと述べている。

今回の研究にはかかわっていないオーストラリアの神経科学名誉教授、レスリー・ロジャース氏は、「動物がリラックスした状態で物事に集中しているときには左半球が使われ、緊急事態や新しいことが起こったとき、攻撃を受けたときには右半球が使われるという、基本的なパターンがあることがわかっている」という。

このパターンは、人間もその他の動物にも共通しているということだ。

ということで、尻尾の振り方に関しては左右の脳の活性化によってもたらされる反応のようだ。

それ以外のボディランゲージについては、おおざっぱに言うと相手をなだめるために出すシグナル(プレイバウやお辞儀、顔を背ける、目をそらすなどは意図的で、ストレスシグナル(舌ペロやあくびなど)は意図的でないと言えるだろう。

目をそらすについては、ヘルシンキ大学の研究があった。→https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0143047

様々な人間の顔を見せて犬の目線がどこを見ているかを調べたものだが、それによると犬は怒った顔の人間から目をそらしたという。

これは相手をなだめ、紛争を解決するための行動であると書かれている。

犬同士のボディランゲージについては様々な研究があるが、遊んでいるときには頻繁にプレイバウをして自分の行動が攻撃ではないことを相手に伝えているということが観察されている。

怖がっている相手を安心させるときにもプレイバウは使われるが、マルちゃんはよくこれを使っていた。

ストレスがかかったときについては、人間の行動とも共通するものがある。

緊張したときに人が頭を手で撫でつけるのは、犬猫では体を舐めるにあたるが、意識的にやっているとは言えないだろう。

ブルブルっと体をゆするのも同じだろう。

ということで、ボディランゲージによって意図的であるものとそうでないものがあるという話だった。

 

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