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昨夜ベッドに行くと、強い雨の後だったせいかマルちゃん(大型犬MIX♂12歳)の密着度が高かった。
庭にいる間に濡れた体をくっつけて来たので、わたしもじっとり湿気てくる。
体は不快だったが、いつも以上に甘えん坊だったのでにんまりした。
撫でてあげると「もっと撫でて」と催促する。
はっちゃん(秋田MIX♂8歳)はいつもだが、マルちゃんはあっさりめなので珍しいことだ。
年齢とともに少し甘えん坊になってきたように思う。
それと同時に感情の抑制が少し弱くなってきた。
以前が抑制しすぎぐらいだったので今の状態で普通だ。
年齢とともに行動も性格も少しずつ変わって行くが、そのときどきで本人が快適に過ごせるようにしてあげたい。
昨日、You Tubeでアメリカの保護団体のドッグレスキュー動画を見ていたら、高齢であることを理由にした飼育放棄ケースがあった。
路頭に迷うシャーペイ♂を確保してマイクロチップに記載された電話番号に電話すると、年を取った犬などいらないと言われたという。
こういうケースはアメリカでも日本でもその他の国でもある。
だがいつも思うのは、長く一緒に暮らせば暮らすほど信頼が深まって、ますます愛おしくなって別れがたくなるものではないかということだ。
わたし自身はそうなのだが、そうでない人もいるということだろう。
すべては家族犬とどういう関係を築くかにかかっている。
庭に繋ぎっ放しだったり、自分の気分次第でかわいがったり当たり散らしたりなどしていると、深い信頼関係や愛着は生まれない。
アメリカのレスキュー動画で興味深かったのは、人間に捨てられた犬が団体によって捕獲されるときに怖い思いをさせられても、車に乗せられた瞬間に安心した表情になっていたことだ。
ひどいことをされてもなお、人間とともに暮らすことを望んでいるのである。
そんな犬たちの信頼に応えるのが、犬を家畜化してきた人間の責務だと痛感した。
なお、保護された高齢シャーペイ♂は、同じ犬種の高齢♀がいるお宅に引き取られ、仲良く遊んでいるシーンが写っていた。
「ボクはお気に入りラグでお昼寝するよ」
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