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昨夜は怪我をしたところがズキズキして、病院に行かないといけないかもしれないとびくびくしていたが、朝起きたら痛みが半減していてほっとした。
病院がとても苦手なので助かった。
犬たちも動物病院が嫌いだが、それよりも嫌かもしれない。
散歩にも全く支障なさそうだったが、はっちゃん（秋田犬MIX♂7歳）はベッドに戻ってゆっくりしている。
庭に出ると小雨が降っていた。
わたしは操作ミスで申し込んでしまったアマゾンプライムで映画を見たが、ふと気づくと外が明るくなっている。
庭に出ると雨が上がっていた。
はっちゃんも気づかなかったようで、庭に出てきて「！」という顔をした。
すでに遅い時間になっていたので、急いで用意して散歩に出かけた。
人は少なかったが暑い。
「気持ちいいね～」
町家ストリートから続く細い路地を歩いていると、ギリギリの道幅を車が向かってきた。
はっちゃんといっしょに避けていると、空いた窓から小型犬が吠えて来た。
間髪入れずに「こらっ」と男性が怒鳴る。
はっちゃん、びくっとして「あー、びっくりした！」と言って、ふたりで顔を見合わせた。
わたしには、自分のイライラをぶつけているようにしか聞こえなかった。
吠えを叱っても吠えなくなることはないが、人が叱るのは人間の言いつけに背いたことに対して腹を立てているからではないかとこのときに感じた。
なので、犬が吠える理由に興味関心が向かわないのではないか。
理由を探って、犬が快適に過ごせるようにすれば、人間が「問題行動」ととらえているようなものはたいてい改善する。
なのに相変わらず叱り続けるのは、自分がすっきりしたいからではないだろうか。
それによって、叱られた犬はもちろんのこと、通りすがりのわたしたちも不快な思いをする。
大変な迷惑行為であり、ハラスメントだ。
人間こそもっと自分の行動をコントロールしたいものだ。
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