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昨夜からキャットタワーのポンポンでたくさん遊んでいるイナちゃん（白黒猫♂７か月）。
夜中もこっそり遊んでいたようで、ずいぶん気に入ってくれたようだ。
遊ぶのはタワーだが、寝るのは定位置の綿毛布の上がいいそうだ。
わたしが昼食後うっかりここでスマホを見ていたら、イナちゃんが待ち構えていた。
立ち上がるとすかさずやってきたので、悪いことをしてしまった。
このイスには座らないようにしよう。
朝、イナちゃんが膝に乗ってきて「撫でなさい」と言っていお腹を出すので、ゆっくりマッサージしてあげた。
気持ちよさそうにうっとりしている姿を見ながらふと気づいた。
猫が撫でられて気持ちよさそうにしていたのに急に引っ搔いたとか、急に噛み付いたとよく言われるが、イナちゃんにされたことはない。
イナちゃんだけでなく、うちの先住猫さんたちも、シェルターの猫さんたちも、撫でていて引っ掻かれたことはない。
思うに、「ちょっと嫌だな」のボディランゲージを察知したら、すぐにやめているからではないだろうか。
犬は嫌なことを我慢して人間に付き合う傾向が強いが、それでも撫でていたら急に噛んだという話を聞く。
動画を見ていると、最初から撫でられたくないのに人間が触りに行って嫌がられるケースと、最初はよかったがもう十分と言っているのに撫で続けて嫌がられるケースがある。
過去のトラウマやフラッシュバックなどで文字通り突然噛むケースもあるが、それでも噛む直前にわずかな前兆があることが多い。
犬が撫でないでほしいと思っているときには、ちょっと体をよじるなど居心地悪そうにしている。
だが人間は気づかず、さらに舌ペロや口ぺちゃぺちゃなどのストレスシグナルが出てもなお気づかない。
気づこうとしていないのかもしれないと思うことすらある。
それで噛まれて犬を叱るなど言語道断だ。
犬にも感情や意思があるので、それを尊重するのが仲間だ。
犬はボディランゲージでたくさん言葉を発しているので、それを読み取ってその時々の気持ちを理解しよう。
そうすると「いきなり噛んだ」がなくなっていくだろう。
そもそも、犬が撫でてと言ったときに撫でるのがマナーだ。
わたしたちも同意していないのに他人に体を触られるのは嫌だろう。
わたしは触られること自体が苦手なので、美容院やマッサージなども嫌いだ。
犬もまれにこういうタイプがいるので（インドのシェルターにも何頭かいた）、その意思を尊重したい。
もし撫でていて急に噛まれたと思ったら、その前に犬がどんな動作をしているかを細かく観察してみよう。
きっと前兆に気づくはずだ。
そこからさかのぼって、どの段階でやめたらいいかを判断しよう。
わたしの場合は、リラックス度が減ったと思ったらそこでやめる。
もっと撫でてほしい場合はそう言ってくるので、そしたらまた撫でればいい。
はっちゃん（秋田MIX♂2022年没）はマッサージが大好きで、いつまでも撫でてと言っていたことを思い出す。
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